こんにちは、とーるです。
※製品の仕様外の使い方になります。実行の際はくれぐれも自己責任のもと安全に注意して下さい。
今回はスピードシューティングや冬場のサバゲーで活躍する外部ソースに便利な小道具を作ってみました。
サンプロジェクト・グリーンガス2レギュレーターはコンパクトでとても使いやすい外部ソースです。
CO2を使用する外部ソースはリキッドチャージと比べて冷えに強いため安定した速射が可能であり、スピードシューティング等では半ば必須と言える装備になります。
しかし専用の15gガスカートリッジが若干高価で容量も中途半端に多く、思ったよりたくさん撃ててしまうために、ちょっとした調整や命中精度試験で気軽に使える代物とは言えません。
しかも、グリーンガス2のレギュレーター本体と15gガスカートリッジは、今は絶版のビールサーバー「ビアパーティー2」という商品に使用されていたレギュレーターやカートリッジを流用したものらしいので、今後ますます手に入りにくくなることが予想されます。
一方、CO2ガスを内部ソースとして使用する最近のエアソフトガンには、グリーンガス2よりひとまわりほど小さな12gのCO2カートリッジがよく使われています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231124/19/torukun2927/8a/e3/j/o1080060715368602022.jpg?caw=800)
マルシンやKSC、海外メーカーのCarbon8等ではこの共通規格の12gガスカートリッジを内部ソースとして使用しています。
世間的にノンフロン化が強く推進されている現状、エアガンとしてのレスポンスの良さ、リコイルの迫力など、CO2ガスガンが持つ多くの魅力からその人気は高まっており、12gのCO2ガスカートリッジは以前よりも安価で手に入りやすくなって来ています。
容量の面でも15gのガスカートリッジよりも12gのほうが使い切りやすく丁度良い量であるため、グリーンガス2レギュレーターで12gのガスカートリッジが使えたらとても便利だと思います。
そんな中、このような物を発見しました。↓
引用:
ガンスミスバトンで以前販売されていたという、12gのガスカートリッジに変換アダプターを取り付けてグリーンガス2レギュレーターで使用できるようにするという商品の存在です。
これは是非購入したい!!
早速ガンスミスバトンに問い合わせて見たところ…
「現在は材料となるグリーンガス2の使用済みガスカートリッジの在庫も確保できないため販売終了しております」
チーン…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231124/19/torukun2927/a4/21/j/o1080075815368602035.jpg?caw=800)
てなわけで、どうしても欲しいため自作することになりました。
どうやら使用済みの15gカートリッジを使って個人でも作る事は可能ということで。パイプカッターを使用して使用済みガスカートリッジを輪切りにしてみました。
パテの乾燥に3日、接着剤をコーティングして更に1日。4日ほどかかりましたが完成です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231124/19/torukun2927/10/4a/j/o1080062415368602076.jpg?caw=800)
実際に使用してみましたが、ほとんど印象は変わらず問題なく使用可能です。
ただし、どうやら12gカートリッジは15gカートリッジよりガス容積が少ない関係か、レギュレーターの設定圧力を最大で使用すると発射の度に圧力が0.5→0.45MPaくらいの範囲で揺れが起きます。そのため初速もほんの少し下がる?ような印象がありましたが、それは圧力計を見ながら撃ったから感じただけ。恐らく何も言われずに撃ったら体感的には純正 カートリッジとほとんど差を感じないでしょう。
また、気になる場合は0.45くらいの圧力に下げてセットすると供給元の圧力が発射の圧力より高い事で余裕が生まれるので揺れにくくなる事でしょう。
スピードシューティング本番では正規のグリーンガス2を使用して、練習やカスタムの確認では12gのカートリッジを使おうかなと考えています。