こんにちは、とーるです。


クラウンガスリボルバーのメンテナンスを怠ると命中精度や初速の低下につながります。なので 日々の調子に気を配る事はとても重要です。

もちろんそれは、元々の性能が低くてカスタムしまくっており、スピードシューティング等でハードに使うため10メートルで空き缶にヒットさせられる精度を常に確保したいというような、高性能が要求される場合に限ります。

(画像はイメージです)
さて、先日調整途中だったガスリボルバーの命中精度が良くないので中身を再度点検しました。すり減ったパーツを発見、すぐに新しい物に交換し全体的にグリスアップをしっかり行ったところ、格段に良くなりました。


以前、ミニ四駆で大会に出ている人の記事を読んだことがありますが、その記事によると上手い人が組んだミニ四駆は箱出しでもスピードやコーナリングに大きな差が出るそうです。


私はミニ四駆は一切やらないのですがテレビアニメのレッツ&ゴー世代なのでとても共感。


複雑な内部機関を持つクラウンリボルバーにもミニ四駆と似たような物を感じ、改造だけではなく基本的な内部のメンテナンスに気を遣うことにしています。

さて、メンテナンスというと何が何でも、まるで発火式モデルガンのように数発撃った程度でも分解清掃をやらなければならない!という印象を与えてしまうかもしれませんが、実はそういうわけではありません。


スピードシューティング等で本格的にがっつり使う上ではちゃんとメンテナンスするのは当然ですが、わざわざ調子が良いのに分解メンテナンスするのは考え物です。


せっかくかみ合っていた部分が悪くなる可能性もありますし、分解組み立て作業はフレーム本体やパーツにもそれなりに負荷を与えます。


もちろんサイドプレートの取り外しが必要な機関部以外のパーツに関しては、例えばバレル等は長いものに交換したり各種テストや清掃のために外すこともあるので、まあ仕方ないかなと思います。本当はバレルやシリンダーもできれば外したくないですが。


故障を防ぎ性能が落ちないように維持したり、落ちた性能を復活させる事がメンテナンスの目的です。 


最も大切なのは自分が使っている機種の調子が良い状態を把握しておき、常に微妙な変化に気を配る事。そうでなければ調子が良い悪いの判断はできないでしょう。


少しでも調子が悪くなったら、例えばトリガーフィーリングが少し硬くなってきたと感じたら、機関部のグリスが切れたり硬化していたりするかもしれません。分解確認をしましょう。

調子の変化は本当に僅かな差であることがほとんどです。調子の良し悪しを的確に判断するためには日頃から撃たなければなりません。そもそも調子が悪いのは銃ではなく自分自身の調子のせいだったりもします。

闇雲に分解する事がメンテナンスでは無く、性能の変化に気を配る事もまたメンテナンスです。


まずは自分自身の不調を疑う、そして変な使い方やいつもと違う使い方をしていないかを疑う、例えばオイルを塗布した後とかBB弾を変えたとかですね。最後に銃本体の調子を疑う。



これは、子供の頃に愛銃だった東京マルイのワルサーP38が壊れて分解して戻せなくなって廃棄した思い出から来ています。


故障の原因は単なる弾詰まりでした。戻せなくなった本体をよそに、バレルからポロッと取れたオレンジ色のBB弾、その光景…


今は亡きおじいちゃんに買って貰った思い出のワルサーP38。むやみに分解しないという今の私の方針はそこから来ています。エアガンだけではありませんね、趣味の愛車である古いスーパーカブもそうです。素人が分解メンテナンスできる単純な構造故に慎重にならなければならない。



以上、私のリボルバーエアガンのメンテナンスに対する方針です。


これに関しては明らかに個人個人に合ったやり方があると思いますので、これが正解というわけではなくあくまで参考程度の気持ちでお願いします。


そもそも普通のエアガンでそんな必要無いです。たった1センチのグルーピングの変化が重要になってくる用途でも無い限りこの記事は無視してかまいません。私自身のためのメモ書きのような物です。