こんにちは、とーるです。
クラウンのガスリボルバーをフルサイズカートリッジ化するとリロードがやりやすくなるので、スピードシューティング等にも使えるようになります。
これまで東京マルイのカートリッジを使用すると初速が下がる事が大きな欠点でした。
以前、初速はターゲットに届かせる最低限があれば良いと申しましたが、やはり0.25gのBB弾を使う利点は大きいので初速が高いことにこしたことはありません。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230925/00/torukun2927/74/15/j/o1080087815342442302.jpg?caw=800)
手前が東京マルイカートリッジ、奥が純正のカートリッジなのですが、東京マルイカートリッジは純正の物より短く、シリンダーとバレルの間に隙間ができてしまいます。
東京マルイのカートリッジを使用すると初速が著しく低下する理由はこの隙間からガスの一部が逃げてしまう圧力損失によります。
概ね、純正カートリッジで60~70出ていた初速が東京マルイカートリッジでは40~45まで下がる感じです。
ただし、このままではリングの方が大きくて入りません。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230925/00/torukun2927/28/2e/j/o1080060715342442334.jpg?caw=800)
ヤスリで丁寧に現物合わせをしながら削ります。クラウンモデルのシリンダーの穴は、実は穴によって寸法誤差が大きくなっていますので、まずは削らずにリングを合わせてハマらなければ少し削ってはめ込むを繰り返します。
画像はイメージです。実際はヤスリの上を転がすのではなく左手に持ったリングを右手に持ったヤスリで上から削っていく感じです。利き手が逆の人は左右逆で考えてください。
隙間が無くノーマルシリンダーよりもガスのロスは防げそうです。
東京マルイのカートリッジでは不可能だったリキッドチャージで初速50m/sの壁をついに乗り越える事ができました。
また、見た感じカートリッジのガタが減っているため命中精度も上がってそうです。命中精度の計測も必要ですね。
今回はインナーバレルが固定されたスピードシューティング専用バレルで試しています。このバレルはフォーシングコーンが固定されているためカートリッジとバレルに隙間ができてしまい機密が甘いので初速が低下します。
次回はガス圧のロスが更に少ないフォーシングコーンが動くバレルで試して見たいと思います。果たして東京マルイカートリッジで夢の初速60m/sは超えられるのか、乞うご期待。
それにしても、フルサイズカートリッジ仕様カスタムで余ったガスリボルバーのパーツが役に立つとは…
あくまで純正パーツを使う事にこだわった「やえやまカスタム」、まだまだ進化の可能性は充分にありそうです。