こんにちは、やえやまとーるです。


クラウンモデルガスリボルバー。スピードシューティングでも使えるレベルを目指して命中精度を上げる調整を続けて来ました。今回ようやく納得行く仕上がりになったのでご報告します。



5メートル・両手保持・ダブルアクション12発速射・リロードを交えてペーパーターゲットに向けて発射しました。

ちなみにターゲット外輪の破線はエアガンのスピードシューティング競技「アンリミティッド」で使用される15センチプレートターゲットの目安です。



実射の結果、グルーピングは7センチメートル。

初弾は完璧に中央へ命中(黒くて見えにくいですが)これは嬉しい限り。

0.15gの軽量BB弾を使用しながら、リボルバーとしては素晴らしい精度を発揮することに成功

7センチというと、なんだかたいしたこと無いように見えるかもしれませんが、ダブルアクションの速射でフライヤーを一発も出さずに当てられる安定性を実現しています。

ダブルアクションで速射した場合の命中精度をここまで安定させるには、シリンダーの回転、バレルやホップパッキンの精度がそれなりに高い必要があります。

(純正カートリッジ使用のグルーピング、8~9センチと言ったところ、クラウンモデルにしては充分すごいと思うが…)

これまでに私は、フレームの削り込みとシリンダー位置調整、バレル内研磨清掃と、フォーシングコーン内径の拡張、ホップの加工、カートリッジ研磨など、すべてを極限まで調整してきました。

しかし、どうしてもグルーピングを8センチ以内にする事ができませんでした。しかも本体はもうこれ以上調整の余地がありません。

そこで最後の手段として考えたのが、東京マルイエアリボルバーカートリッジを使用する事でした。




初速が70→50程度まで落ちてしまうものの、やはりカートリッジ先端に込める方法の効果は絶大です。

10メートル以内であれば、リヤサイトの可動域内でサイト通りの命中精度を確保する事ができました。

ただしこれは、リヤサイトもネジを変更して可動域を大幅に増やしているからこそ可能な事です。



以上、クラウンモデルでも調整すればここまで命中精度が上げられるということをご報告いたしました。


現在、クラウンモデルのガスリボルバーは、カスタムした物を全4丁所有しております。


M586以外には、サバゲー専用にホップの効き具合はなるべく変えずに一定水準の精度を確保したM19。命中精度や飛距離を両方程よく調整しマルチに使えるようにしたパイソン、M29等もあります。

どれも純正カートリッジを使用し5メートルで15センチの円形ターゲットを当てられる精度が確保できています。



いつかそれらの細かいカスタム内容や具体的な方法を公開する事ができれば良いなと思います。

もし需要があれば、コメントくだされば優先的に解説記事を作成いたしますのでお待ちしています。