こんにちは。お座敷シューターのやえやまとーるです。

 

最近よく遊ぶクラウンモデルのガスリボルバー。自分は10禁エアリボルバーのバレルとシリンダーを移植してリアルカートリッジ仕様にカスタムして楽しんでいます。

 

 

 

クラウンの10禁エアリボルバー専用の別売真鍮カートリッジ「オーセンティックカートリッジ」は、重さのある金属製で非常に嬉しい商品です。

しかし、他社のカートリッジと比較すると、弾頭部分の着色が無くて、リアルとは言い切れない外観になっています。

 

(左:クラウンモデルオーセンティックカートリッジ/右:マルシン工業Xカートリッジ/弾頭の色がリアリティに影響を与える。)

 

そこで、せっかく10禁シリンダーを移植したリアルなカスタムガスリボルバーなのだから、カートリッジも塗装してとことんリアルな外観を楽しんでしまおうというのが今回の目的です。

 

前回はプラスチックカートリッジの塗装でしたが、今回は金属カートリッジ。塗装のやり方が少々異なるので解説します。

 

 

 

まず、弾頭を着色するために、カートリッジを紙で包んでおき、塗装したくない部分を保護します。

 

 

塗装の下地はタミヤのメタルプライマーを使用しました。

金属表面への塗装は、ラッカースプレーでそのまま着色してもすぐに色が剥がれてきますので、アクリル等金属表面に密着しやすい塗料が使用されているこのようなラッカーで下地処理を行う必要があります。

 

 

 

プライマーを薄く吹いて乾燥させる。この工程を1つの面あたり3回ほど繰り返して下地を作ります。この工程を1セットとすると、1/4回転ずつ面を変えながら、計4セット行い弾頭部分の全面を塗装しました。

 

 

 

色合いがなかなか良くてお気に入りのキャンドゥで買ったシルバーのラッカーを、下地処理した表面に吹いて乾燥させたら完成です。

これも下地処理と同じように4セット行います。

 

キャンドゥのラッカーは少々乾燥が遅いのですが、そこは安さということで我慢します。

 

 

上の写真右6本全て、塗装後のオーセンティックカートリッジです。とても良い仕上がりです。

比較として他社のカートリッジを並べました。左端2本がコクサイカートリッジ、その隣の2本がレインボーラグーンカートリッジです。

リアリティに関してはレインボーラグーンにまったくひけをとっていません。

 

 

 

 

M19(上)とM586(下)を並べてみました。M19はラバー風グリップをフェイクウッドグリップに変更して、リアルなブラックスチール塗装を施してあります。

 

やはり塗装した真鍮カートリッジはリアルさが段違いです。もはやこの2挺があの安価なクラウンモデルのエアソフトガンとは、言わなければ一瞬わからないレベルかもしれません。

 

ということで今回はこれでさようなら。