先のイスタンブルロータリークラブ主催のコンサートでは、
「職業功労賞」授与式 があり、
私とヴァイオリニストのエルキン・オナイ氏が授与されました。
トルコ語で「MESLEKTE ÜSTÜN HİZMET ÖDÜLÜ 」
ロータリークラブとして重んじておられる賞ということで、
大変光栄であり、感謝いたしております。
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ここは私の個人的ブログですので、コミカルな舞台裏も暴露?
(*'-'*)エヘヘ
エルキンさんは、「ゆるキャラ」
私のなんちゃってトルコ語のせいで、
(日本語でも話の趣旨をうまく伝えられないこともσ(^_^;)
コミュニケーションのミス続出(゚_゚i)
コンサート前日、アンカラからイスタンブルの空港に到着し
ホテルへ向かう車中で、エルキン(=E)が私(=A)に
E 「ところで、『職業功労賞』って誰が受賞するの?」
A 「私たちよ。」(なんで今更聞くの~~(*_*)
E 「え~~、どうして??」
A 「・・・知らないわよ。
『自分の職業において秀でた実績を残し、なおかつ精進している人』 へ授与されるそうよ。」
そう解説する私も、自分がどうして授与されるのか疑問が
膨らむ。。。(・_・;)
E 「誰が決めたの?あなたが欲しいって言ったの?」
A 「まさか私が催促するわけないでしょ!」
E 「どうして・・・どうしてだろう・・・」
実はエルキンさんは、『職業功労賞』にふさわしい実績と現在です。
そのエルキンさんが、そんなことを言ったら,
私のほうが困るじゃないですか・・・ (゚_゚i)
A 「あ、それでその受賞式のときに、
私たちも一言スピーチするらしいわ。」
E 「え~~!どうしよう、話しは苦手なんだ。。。
困ったな~」
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それまで受賞の意味を深く考えていなかった私も
エルキンさんのせいで、急に焦ってしまいましたよ。。。
トルコ語で 「Hizmet」 は「奉仕」という意味がありますが、
この賞は「社会奉仕」という意味ではないそう・・・
英語では
Outstanding Vocational Award
辞書で調べたところ、Vocational という語源はラテン語の
「神から託された使命」という意味から来ているそうです。
なるほど・・・
「職業」(賃金を得る生業だけでなないと思います)というのは、
それぞれが神様から託された使命という受け止め方をするとき、
励むことにも、責任感を抱くこともプレッシャーではなく
喜びになってきます。
いただいた賞に相応しく、自分に与えられたことを精一杯果たしてゆきたいと、気持ちを新たにさせられました。
授与してくださったイスタンブルロータリークラブ、大きな活動を提供してくださった国立イスタンブルシンフォニーオーケストラ指揮者エンダール氏はじめトルコ音楽関係者皆様、
温かく応援してくださる皆様、大切なお弟子さんたち、
そして私の活動のせいで不自由を強いられながらも
協力してくれる愛する夫さん、
私に箏を弾く使命を与えてくださり、
いつも見守り祝福してくださる神様に感謝しつつ。。。