言いたいことがある。
クールジャパンの民間議員たちはどういう基準で選ばれたんだろう。
そして、どのような議論がなされているのだろうか?

何人かの民間議員を僕は知っているけど、
500億円の予算が動くのに、ふさわしいと思える人は、
僕にとっては秋元康氏しかいない。
大体「表現」というコンテンツを民間議員がどれだけわかっているだろうか?
所詮、自分の企業の儲けしか考えていない人たちが多いように僕には思える。
官僚の方々もコンテンツの価値をきちっと理解できているのだろうか?

予算を自分の損得を考えてしか、
どこにつけるかを決めない人たちが集まって、
500億円の金が動くとしたら、とんでもないことだ。
しかもある民間議員に至っては、
経産省「クールジャパン」の直接担当官僚の結婚披露宴にも出席し、主賓として祝辞まで述べている。
癒着している関係なのだと思われても仕方がない。
少なくとも祝辞は辞退すべきだったのではないか。
こんなことで、公平で正しい予算配分ができるだろうか。
結局、自分にとって有利になる企業に金が動く気がする。

国民は、しっかりと監視しなければならない。
500億円は、国民の税金なのだ。
日本のコンテンツを海外に輸出して、
まずは文化から日本ブームを創り出し、世界中で日本製品を売り、
日本の経済を活性化するという「クールジャパン」の発想は、
遅ればせながら、よくぞやってくれましたという感じだが、
あとは官僚に丸投げで、官僚は民間議員を深く考えずに適当に決め、
民間議員は自分の付き合っている企業にしか興味がないという構図にしか見てとれない。

それに異論を唱えて伊藤ようすけ氏が自民党公認で参議院比例区に立候補した。
しかも金がかからないネット選挙だけで戦っている。
とにかく、億単位の税金が援助金として各私企業に割り当てられるのだ。
決まる過程を公開し、何故そうなったかを説明し、
予算配分が実行された後の結果責任をはっきりさせて欲しいと切に願う。
僕が伊藤ようすけを応援するのは、そういう理由がある。

7月20日(土)
ニコニコ生放送 21:30~
Ustream 21:30~
アメスタ 22:00~の配信で

GMOインターネットの熊谷社長
ネクシィーズの近藤社長
サイバーエージェントの藤田社長
エイベックスの松浦社長
そして僕で、
伊藤ようすけ氏を囲んで白熱の討論を展開している。
是非、観て欲しい。