マンハッタンが見える

ここはブルックリン


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アナタは
「やりすぎ」って
言われたことある?

これはある意味
褒め言葉

でも普通なら
それやらないよー
というイエローカードだけど

その警告「やりすぎ」は
やっていい限界を
今後の為に
知ることもできる

 

日本に行く度に

思うんだけど

 

なんか多くの人は

やる前から

過剰な制限を

自分に掛けてる

気がしてならない

 

他人の目を

気にしながら、、

ボクも例外なく

人一倍
お行儀に気を使う
日本の子供だったから

無意識に自分を
超抑制して
やりすぎない様に徹して
小さく目立たないよう
日本の小中学を過ごした

もちろん当時は
そんな自分のことは
分からなかったけど

その殻を破るのは
かなり大変だった

そのキッカケは
米国留学と
演技の勉強

初アメリカの
大学の授業は
驚きだらけ

当時のボクは
アタマがなん度も
バクハツした

アメリカ人の生徒たちは
先生と対等でため口
議論で先生を論破
先生も本気で対抗

授業中にガムを噛む
それを包んで捨てるんではなく
椅子や机の裏にペタっとつけて放置

講義をコーヒーやコーラを飲みながら
長〜い脚 (羨ましかった) を組みながら
ふんぞり返って偉そうに聞く

教室内でも
帽子はかぶったまま

大学キャンパス内に住んでるので

シャワー浴びたて
髪の毛びちょびちょ
靴履かずの
裸足のままの女学生たち

みなフレンドリーで
大袈裟にみえる直球の
愛情や感情表現にも
初めは戸惑ったけど

今では逆に
自分のキモチと動作が
伴わないと
かなり消化不良で
キモチ悪い

そんな中で
過剰にお行儀良かった
自分の価値観が
ぶっ潰されてしまった

演技の世界でも

当時の日本の演出家は
神様的存在だったから
(今は分かんない)
言われたことだけを
きちっとやらなきゃ

そんな俳優メンタルと

監督さんと才能を共有して
いいモノ作りたいから
「それやりすぎ!」
と言われるまでトライし

サプライズを出せる俳優

どっちが面白と思う?

余談だけど

むかし

ハリウッド映画で
空港のセキュリティ役の
オーディションがあり

普通なら事務的に
「ボディチェックだ」
というセリフを

僕の前に部屋に入った俳優が
大声で型破りにやってるのが
聞こえてびっくり

オマエそれ
やりすぎやろ笑

そう思った僕は
事務的にやり
めでたく
オーディション合格

しかし撮影現場では
色んな理由で
なかなかオッケーが出ず

何度目かのテイクの後に

オーディションでやってた
「やりすぎ」を思いだし
それをやったら

相手役の
ロビン・ウィリアムズさんは
「ほらキタ!それだよ〜」と
大喜びして盛り上がる

結局
丸1日かけて撮影した
空港シーンは残念ながら
本編には使われなかったけど

そのロビンさんが
褒めてくれたシーンは
しっかりDVD特典の
ボーナストラックに
入ったのだった