先日の乗り換え時
ニューヨークの空港で
中央はワールドトレードセンター
今週はWBCで大谷選手らが大活躍し
スーパー日本人の世界的な認知度が
益々上がる中ハリウッドでも
アジア人勢の存在感がハンパない
僕が渡米した当時には
絶対に考えられなかった
アジア人史上初の
(ハーフ俳優などの受賞などはあったらしい)
中国系マレーシア人女優
ミシェル・ヨーさんの
主演女優賞なるか!
今回は助演男優賞ノミネートに
スピルバーグ監督の「インディ・ジョーンズ」に
子役として出演していたキー・ホイ・クァンも
名を連ねていてアメリカで活動する
特にアジア系マイノリティ俳優たちには
数年前のアカデミー作品賞監督賞などの
韓国映画「パラサイト」以来の盛り上がりだ
パンデミック以降
特に時代の変化の波は
アメリカでは津波のようで
激変が社会を大混乱させている
その一つである
ジェンダーLGBTQ含め
マイノリティへの平等感は
法律や倫理観で更に整備され始め
あるニューヨークの学校では
ストレート (ゲイレズビアン等でないの意味)
の子供たちは自分はLGBTQでないけど
そうであるかのように振る舞わないと
いじめられたり
女性アスリート達の存在を脅かす
元男性たちへの女性競技への参入など
悲しい現状もあり
問題は複雑になっている
一方で
外国人パフォーマーへの門徒も
ブロードウェイでは大きく開かれて
以前は米国永住権がなければ
全米舞台組合アクターズ
エクイティ・アソシエーションに
加入できず舞台に立てなかったけど
その審査も緩くなった
ちなみに僕は昔
永住権がなく
リハーサル途中で
クビになった経験があるので
時代の流れを感じる
政治の世界では当然のごとく
多分実力ではなく
人種がマイノリティなので
政府から選出される要職の方も
ここ数年で増加していたり
平たく言えば
社会のトレンドに乗った
人選だと支持されやすくなっている
そんな状況で
今回ヨーさんが
アカデミー賞を逃せば
これはアメリカ世論にとって
一大事になりそうな勢いだ
僕個人的には
アジア勢の進出は
本当に嬉しいし
才能ある人たち全てが
公平に受け入れられる事が
あるべき姿だと思う反面
ちょっと行き過ぎた
白人への逆差別やLGBTQの強制感と
僕らマイノリティを過度に
擁護するような
対応には正直閉口する部分はアル
何故なら僕や友達たちは
ずっと以前からLGBTQ (とは言わなかったけど)の
コミュニティに居たし友達もたくさんだし
20−30代にはゲーのかっこいい兄さん達に
よくナンパされたし
最近ではロケ地で数年前にも
最後にナンパされたのには驚いたけど(笑)
取り敢えず日常だったから何を今更だ、、
だから少し脱線したけど
僕らにとっては
強制される筋合いは全くないし
昔から価値観は何も変わってない
えーとアカデミーの話に戻って
今回の作品賞候補でもある
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」は
一見の価値ありの作品だけど
なぜか僕の俳優友達たちからは不評で
多分Zジェネレーションとは
感覚がズレてしまった世代間
価値観ギャップのせいかもしれないと言われ
僕もストリーミングで見始めたんだけど
なんと途中で離脱してしまったままだ (汗)
週末までには観れるかな、、
僕の感性ももうZ世代とは
かけ離れてしまったのかと思いきや
ずっとその世代の娘とNetflixや
Amazonプライムで色々観てるけど
最近娘オススメの日本の京アニの
「バイオレット・エバーガーデン」の
最後の映画版は素晴らしく
2人で大泣きしたし
色んなアニメで盛り上がってる
最後に「ラスト・サムライ」の
渡辺健さんが今回ノミネートされてたら
時代の流れでアカデミー賞を
受賞していたかも知れない
僕のマネージャーは
昔から言ってるけど
「アカデミー賞は勝ち負けではないのよ」
その証拠にプレゼンターは封筒を開けて
「Winner is (勝者は)と言わないで
Oscar goes to (オスカー像は〇〇さんに) っていうでしょ」
僕にはこの言葉の意味が今以上に
シックリくる時代はないと思うのだ