ワンちゃんと散歩する

ニューヨーカー↓

 

これだけは←距離開けてね→という

ソーシャル・ディスタンスのサイン↓

 

 

エグゼクティブ・プロデューサーから

夏にスタジオで

リーディング公演する時に

映像配信もやりたいという話が来る

 

これは素晴らしい案だ!

 

実は1ヶ月前

ブロードウェイのロックダウン時に

僕が参加していたオフブロードウェイの

プロダクション「スーサイド・フォレスト」

https://www.youtube.com/watch?v=AeRQf4NwMVs

でも同じく録画した舞台公演をストリーミングで

観に来れなくなった人たちにむけて

有料配信をするための手続きをしていた

 

しかしユニオン(俳優組合)と

バジェットの関係で

残念にも実現には至らなかった

 

だから個人的にも今回の

「プペル・オブ・チムニー・タウン」

ミュージカルでは絶対にリベンジで実現させたい

 

アメリカには俳優や

デザイナー(クリエイター)の

ユニオン(組合)があり

人権や金銭的な保証がされてて

ユニオンに入れば

待遇もいいしペイも数段上がる

 

仕事で経験を積んでいき

実力がつくと

ハリウッド映画や

ブロードウェイなどの

ユニオンの仕事を

晴れてできるようになるので

 

皆はそこを目指していき

ある意味それがアメリカの

映画演劇界で成功する

出発点になるのかも知れない

 

逆にプロデュースする側から言えば

ユニオンの俳優のギャラは高くて

安くあげようと思えば

ユニオンに入る直前の

実力あるノン・ユニオンの

人たちを使う手がある

 

今回はこれを吟味して

上手くユニオンとノン・ユニオンの

才能ある俳優を使おう思ってるので

僕らプロダクションサイドは

アクターズ・エクイティ・アソシエーション

(全米舞台俳優連盟)と上手く

連携していくつもりだ

 

今この状況で

夏にリーディング公演が

どのような形でできるのか

もしかしたら無観客状態での

実現化かも知れないし

 

先はまだまだ見えないが

状況が好転した瞬間に

準備万端でリアル現場で

行動できる様に集中するのが

僕らが今出来ることだと思う

 

みんなも今が次への

大切な準備期間だと思って

一緒に楽しみながら

アクティブにやって行こう

 

 

リーディング公演

俳優は台本を持ったままで

最低限の演技や歌、踊りなども入れて

ステージ上でする公演の事

 

これを続けることによって

関係者や観客からのフィードバックがもらえ

作品の質の向上につなげていく

普通ブロードウェイでは

この行程が最低でも数年

 

ちなみに僕が参加していた

「スーサイド・フォレスト」は

この期間4年を経ての

オフブロードウェイでの公演になる