蔵元：本坊酒造
蔵元住所：鹿児島県南さつま市加世田津貫（津貫貴匠蔵）
購入額：¥3,300
原材料：サツマイモ（玉茜・鹿児島県産）
米麹（白麹・鹿児島県産（品種不明））
量：1,800 ml 瓶の色：スリガラス様白
アルコール度数：25°
仕込み・蒸留方法：減圧蒸留、詳細な仕込みは不明だが生芋をすりおろして、二次仕込みを行う独自製法。
貯蔵方法・期間：いずれも不明
濾過：不明
香り：立ち昇る香りは柑橘系。「謳歌」や「宝山蒸撰玉茜」で感じた紅茶系は控えめかな。蔵元はキンモクセイの香り、と表現してますが自分は感じず。
風味：ロック。
ピリピリせず、角が取れていてまろやか。一口目は甘く比較的フラット。「橙華」で感じた甘平的なフラットな甘味〜酸味のない温州みかん的な風味。アフターにかけてなにやらバニラや和三盆的な甘さも感じる。非常に複雑な風味で面白い。何かしらのリキュールを飲んでるような感じ。フルーティ、特に柑橘系のフルーティさで甘いけど、軽々しくない。柑橘系の奥に紅茶、アールグレイのアロマを感じる。お芋さんの風味はほぼ感じない。全体的にはシルキー。フレッシュな柑橘系の甘味と遠くにアールグレイのフレーバー。素晴らしいです。
氷入り水割り、ヨンロク🧊。
もう少し濃いめの方がらしさが出る。柑橘系の風味。優しく喉を潤してくれる。薄めでも余韻はそれなりに長い。
ヨンロクでソーダ割り。
ソーダ割りは濃度を低めにするのがポイント。モノによるが、ニイハチ〜ヨンロクくらいが良い。自分はウィルキンソンで割った。
甘い柑橘系の香りと遠くにアールグレイがくる。炭酸で風味が弾けていくのがわかる。酸味のない柑橘系リキュールを飲んでるような感じ。喉を潤すには良い。
コメント：すりおろした生芋を蒸留前に投入してるってところが新しくこのような風味につながっているのか？こりゃあ旨い。芋焼酎の未来というか、これから広がる可能性を示してくれます。
飲み方：ロック＞ソーダ割り＞氷入り水割り。お湯割りはやっていないがおそらく不向き。
評価日： 2023/9/28（2021/12/28開栓→2022/3/11終了）
※評価217銘柄目でございます♪