3月26日(土)。
イオンネットスーパーでget酎した「我伝直伝」を速攻開栓っ。
若松酒造さんはお初でした。
もちろん名前は聞いたことありましたが出会いがなく…
若松酒造ホームページによると
この蔵はなんと鹿児島最古の蔵!
スミマセン、知りませんでした…。
しかも調べてみると2019年焼酎メーカー売上ランキングで8位!
さて、この「我伝直伝」のスペックを知りたくてホームページ見ても、そもそもこの銘柄が載ってない(笑)。いろいろ検索かけてみますが、get酎された方は皆さんどうやらイオン。イオン系に流通されるためにつくってる銘柄なのかもしれませんね。
ラベルも気合い入ってて、瓶もかっこよく、
フタに和紙と紐、と高級感漂う外観ですが、税なし1,220円とお得な感じ。鹿児島県産黄金千貫、黄麹というスペックしかわかりません。少々ドキドキしながら開栓。
大人しめの香りですね。ツンツンしてない。
芋の皮の香りと少し甘めのお芋さんの香りが奥の方にいます。
恒例のロックでいただきます。
first contact。
まず唇にピリピリきませんね。これはよい。
少しトロリとしていて控えめな甘さ、コクもありますが軽め。やはり皮の風味(苦味と渋み)が僅かにします。僅かに土着的と思います。しかし、全てが一体となっていて優しい風味でサラッといなくなる感じがします。それでいてボディはライトよりはミディアムに近い感じですね。常圧蒸留かな、多分。
黄麹というと軽さで「海」「魔王」などがありますが、これらは減圧蒸留。芋焼酎とは思えないほど非常に軽快です。「伝」「萬膳庵」「伝承古式黄麹 太久保」などは常圧蒸留。これらは黄麹ならではのフルーティさを持ちながら結構どっしりくるし自分的には蜂蜜系🍯の甘さを感じます。お湯割りも旨い。ちなみに同じ常圧でも「富乃宝山」は柑橘系で風味のラインが異なります。
この「我伝直伝」はこの「富乃宝山」ほどフルーティではありません。こっち系ではない。また、「海」や「魔王」のような完全フルーティ系でもありません。芋焼酎らしいボディ(少し軽め)で、「伝」や「伝承古式黄麹 太久保」的な風味です。
今まで自分が飲んだ黄麹モノの風味の記憶を辿りながら飲み進めていくとついつい2杯飲んでしまいました(笑)。ちゃんと角も取れています。ごくごく僅かにブランデーっぽい熟成感を感じました。少し寝かせてるのかもしれませんね。スペック不明ですが、造り込みはきちんとしていて結構凝った造りだと思います。イオン系だけに流通しているとしたら正直もったいないなぁと思ってしまいました。
蔵のイチオシは黒麹の「薩摩一」という銘柄のようで、確かにこれはスーパー等でよく見かけます。
レギュラーは蔵元の名を冠した「わか松」なのでしょう。これは白麹モノ。こっちを見つけたら買ってみたいですね。
と、盛り上がった後に「伊佐美」ロック。
きちんと締まりました。
ごちそうさまでした。
「我伝直伝」、旨いですよ。
お気に入り発掘は楽しいのです。
