蔵元:中村酒造場

蔵元住所:鹿児島県霧島市国分

購入額:¥2,600

量:720 ml

購入日:2020/12/07  詰め日:不明

原材料:さつまいも(黄金千貫・種子島)、米麹(白麹)

アルコール度数:37°

蒸留方法:常圧蒸留

仕込み・貯蔵:一次・二次ともに甕仕込み(貯蔵期間は不明)

酵母:不明

mother water:不明

※「なかむら」と同じなら酵母は鹿児島酵母2号、黄金千貫は松山町産。米はヒノヒカリ(霧島町)。
 「水」はやまねの里霧島連山伏流水と思われます。

 

香り:開栓直後はパイナップルのシロップ漬けのような酸味と甘味、フルーティな香り。

 

風味:ロック。

トロリとしているのが注いでる時にわかる。高濃度酒ならではの現象。一口目は唇にビリビリとアルコール刺激がくる。あと原酒に特徴的なあのセメダイン臭。香りとの対比がスゴイ。しかし口の中では意外とおとなしく、「なかむら」さん的な甘味を遠くに感じる。酸味、甘味がギュッと凝縮されている。結構なボディでパンチが効いてる。しかし「なかむら穣」のようにスイスイと飲める感じではありません。無濾過のせい?

 

少し氷が馴染んでくるころには少し度数も下がってビリビリが少なくなる。セメダイン臭も落ち着き、酸味と甘味を強く感じ、芋のホクホク感も出現。鼻の奥に抜けていく伸びやかさもあり。

 

常温水割り。

ゴーゴーでは少しきつかったのでヨンロクくらいで調整。これがいい。甘味と旨味が伸びていってアフターはやっぱり昆布飴的風味。素晴らしい。

 

氷入り水割り。

ロクヨンで。

確実にやわらかくなり、ビリビリアルコール刺激を全く感じない。やはり香りはパイナップルのシロップ漬け的。一口目が甘く、すぐにフーゼル油を感じる。ロックより風味が伸びていき、アフターにかけて昆布飴的甘味が広がる。これは素晴らしい。

ゴーゴーで。

ちゃんと割ると一口目が優しく残りはフーゼル油を強く感じる。ファーストコンタクトで感じたパイナップルシロップ漬け🍍的な甘酸っぱい香りは遠くに行ってしまう。しかし、甘味と旨味のバランスがいいし、アフターにかけての例の昆布飴的風味もしっかりと感じる。これが正解かな?

ヨンロクで薄めに。

これが意外としっかりボディ。アフターの「昆布飴」もしっかり感じて旨い。

 

※「萬膳ノロシ2020」とロックで飲み比べてみました。「ノロシ」は30°ですので、こちらの方が飲みやすいですね。風味の複雑さ、まろやかさは「ノロシ」が上回っています。この辺りはさすが。

 

コメント:紐を解き、巻かれた新聞(これが南日本新聞!)を外す。この一手間が良い。中から出て来たのはシンプルなラベルの「なかむら新焼酎」であった。蔵元が今年は手応えがあるのでこれを出します、という力強いお言葉と共に「超限定」で出荷されたこの銘柄。今後は出ないかも、とも噂されています。すでにかなり貴重な銘柄、になってしまいました蔵元や酒屋さんがお勧めするように早めの開栓、といたしました。あまりストックしちゃうとせっかくの風味が損なわれてはつまらない。時間経過とともに風味が変わる「なかむら新焼酎無濾過」は面白い。甘さが強くなり、フーゼルも少し感じるようになってきます。割り水すると旨さが伸びていくのも素晴らしかったですね。

 もう一本今季分ストックあり。しばらく寝かせる予定です。瓶熟でどうなるかを試してみます。

 

飲み方:氷入り水割り(ゴーゴー)>常温水割り(ヨンロク)>ロック

 

評価日:2021/5/5(2020/12/8開栓→2021/1/9終了)

※評価191銘柄目でございます!