蔵元:小玉醸造

蔵元住所:宮崎県日南市飫肥

購入額:¥1,540 量:720 ml

購入日:2020/8/15

原材料:さつまいも(黄金千貫)、米麹(白麹)

アルコール度数:25°

熟成期間:1年半

蒸留方法/熟成方法/mother water/他仕込み方法:不明

 

香り:立ちのぼる香りはやさしく控えめ。

 

風味:ロック:

ピリピリ感はほぼ感じず。やわらかく、角がとれている。「杜氏潤平」のごとくエレガントな風味を期待していたが、実際の風味はそこからは離れたところにある。思ったより『武骨』で『土着的』。いわゆるレギュラー酒的な雰囲気はあるけど、どこか上品。甘味と苦味、土っぽい感じもする。でも、気がつくと減ってる(笑)。開栓当初は土着的な香りがやや気になったが、開栓してしばらく経ってくるととてもやわらかく、お芋さんの優しい風味と甘味を感じられるようになる。

口に含んで中盤からは「杜氏潤平」っぽいダージリン的な香りと甘味、そしてそれらが鼻から抜けていき、後味はあまり尾を引かず。ボディはライトからミディアム。減圧蒸留のお芋さんか?と感じるくらい軽めです。飲みやすいですがロックではちょっと開いてない蕾の印象。

 

お湯割り:芋5:湯5=ゴーゴーです。温燗程度の熱さから開始。

意外にもピリピリ刺激がくる。辛みと甘味が舌を覆う感じで少しトロリとする。「杜氏潤平」的なダージリンっぽさはあまり感じず、芋の甘味が少し強くなる。温度が下がってくると刺激は消えていくが、不思議とあの土着的な風味(土っぽいというか藁っぽいというか)が顔を出す。渋みか?しかしグワッとくる不快な感じではなく甘味の中に感じる程度。ロックより花は開くが、自分的にはロックの方が好み。しかしロックで引き出せなかった甘味がいい感じ。

 

常温水割り:芋6:水4で。いいですね。角がとれてピリピリしない

さらに開栓直後に感じたあの土着的な風味は遠くへ。

しかしわずかには感じてしまうが・・・。常温水割りの効果としてトロリとした舌触りが出現。甘く、優しいけどちゃんとボデイあり。不思議とお湯割りやロックよりボディを感じるのに甘く、柔らかい。

 

ソーダ(炭酸)割り:「芋6:水4」の比率に倣って炭酸水を4でいってみました。

もともと炭酸自体は好きだが、炭酸に煽られた香りが鼻につき、正直やな感じになる。「飲め!」と急かされてる感じになってしまう。お芋さんを楽しみたいのに炭酸が邪魔をする。口に含むとその後はお芋さんを飲んでる感じが確かにします。でも、雑味(多分苦味や渋み)が前面に出てしまい、あまりうまいと思わない。旨味や甘味を炭酸が消してしまい。お芋さんを飲んでるというよりはただの焼酎を飲んでる感覚しか味わえない。お芋さんの比率がおそらく高すぎたのでしょうね。比率を下げたとしてもいい味わいが引き出せるとは思えない。

 

コメント:「宮の露」はフレーバーは強くありません。黄金千貫・白麹づくりであり、オーソドックスなお芋さんのLINE上に乗る銘柄で、その中でも常温水割りでその旨さが引き出せる銘柄だと思ってます。お芋さんの比率を下げてもおそらく炭酸割りは合わないでしょう。軽快ながらもちゃんとお芋さんしています。甘味もほどほど、いい意味でクセのない平均点の高い銘柄だと思いました。「杜氏潤平」的なダージリンのような風味も遠くに感じます。全体的な風味は不思議と「芋麹芋」になんか似てる感じがするのは気のせい?

 

飲み方:常温水割り>ロック>お湯割り(ゴーゴー) ※ソーダ(炭酸)割りはお勧めできない

評価日:2020/11/23(開栓日→終了日:2020/8/23→2020/9/26)

※評価176銘柄目でございます!