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蔵元:天草酒造
蔵元住所:熊本県天草市
購入額:以前の職場の仕事関係の方からの頂き物。
    実勢価格は\1,300くらいのようです。
原材料:さつまいも(黄金千貫)、米麹(コメはこしひかりだとか。黒麹)
蒸留:常圧,貯蔵方法・熟成期間:不明。
酵母:鹿児島酵母.芋産地:鹿児島か?
量:720 ml  瓶の色:茶色  アルコール度数:25度 

香り:きちんと芋の風味を感じる。アルコールのツンとする感じは感じない。香りにはあまり特徴がない。

風味:ロック。
アルコール刺激がほとんどなく、きちんと角が取れている。
やわらかい酒質。
非常に風味が深くコクもある。そして香ばしい。余韻も楽しめる。
まろやかさ、bodyの強さ、コク、甘み、香ばしさのバランスが極めてよい。
どこを取っても平均点以上。
唯一文句を言うとすればバランスがよすぎてやや特徴に欠ける点。
個人的にはもっとガツンとしててもいいかなと思う。
でもうまいことには変わりないし、黒麹を飲んでる気分に浸れる。

常温水割り。
これはいい。香ばしさがさらに伸びていく。
もともと角も取れているので水割りに向く。
すばらしい。

お湯割り。
旨い。
常温水割りよりさらに優しく、そして香ばしさ、黒らしいbodyもそのまま。
ぬるくなったところがさらに旨いですね♪

コメント:芋焼酎が初めての方でも、少し飲み慣れた方も、私のようなノンベーにもにオススメできる感じ。
ただし、バランスがよすぎて、この銘柄をblindで出されたら黒麹というのはかろうじてわかるとしても、銘柄を当てるのは結構難しいのではないか?
これまでの私の評価では”特徴がない”というのは正直マイナス査定だったが、この銘柄はそこが逆に高評価のポイント。

お芋さんというとやはりカゴンマのモノがよい、
と思うのですが、天草酒造はあなどれない。
カゴンマのお芋さんらしさが出ている。
カゴンマで造ってないとは思えない旨さであり、評判どおりの旨さ。

天草酒造は他の銘柄もぜひ試してみたいし、
今度この銘柄を買うとしたら1升瓶でゆっくりと飲んでみたい。
それくらい魅力がある。

しかしながら問題点がひとつ。
販売店が限定されてるので入手が困難。
この蔵が芋焼酎を再び造るようになってまだ日が浅いせいか、タマ数(石高)が少なく、遭遇する確率が低い。

飲み方:ロック=常温水割り=お湯割り
※どの飲み方も風味が崩れない。
評価日:2009/11/10(2009/10/4開栓→2009/11/4終了)
※評価113銘柄目でございます。