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蔵元:西酒造
蔵元住所:鹿児島県日置市吹上町
購入額:GSK副会長さんからの頂き物。2007年分は¥3,300くらいと思われます。
原材料:さつまいも(黄金千貫)・芋麹(黒麹)
量:1,800 ml
瓶の色:深緑、酵母:自家培養酵母
アルコール度数:28度、常圧蒸留

香り:やさしめの芋の香り。芋くさい感じやツンと来る感じはない
風味:ロック。
少しアルコール度数が高いせいか、少し鋭さを感じる。
しょっぱなに飲むと高めのアルコール度数を感じるが、
2番手以降だとそうでもない。
円やかで甘い。香ばしくてほくほくした芋の風味がよい。そしてbodyもしっかりしている。
後味にフワーッと芋の甘みが口の中に広がり、比較的”芋”を強く感じる。
28度と度数は高いのですが、ロックはうまい。

常温水割り。
芋の風味が少し伸びてうまい。
ロックだと少し高いアルコール濃度のせいか、一口目が若干キツく感じるが、水割りだとそれがなくなって風味そのものを楽しむことが出来る。
芋々しいけど、華やかな風味。
常温水割りだと優しくなる。

お湯割り。
これは、5:5でいくと、アルコールを強く感じてしまう。
度数のせいだろう。
少し水を足して、4:6くらいにしてみると、度数的にはちょーどいい感じにはなるのだが、それでもグッとくる感じが強い。
押し出しが強くなるというか・・・。
お湯割りにすると香ばしさとbodyが強くなるがなって、
ロックや水割りとはまた違う顔になるが、アルコールを強く感じてしまう。

前割り”冷え冷え”
1:1で割って、冷蔵庫で冷やしておいたもの。
これが、非常にマイルドになって
芋の風味もやさしく、アルコール刺激はほとんどなく、
ウマウマ。
この飲み方が一番旨い!

コメント:米麹と芋麹の違いは私にはわからんです。
 ただし、黒麹ということになると西酒造さんとこの「吉兆宝山」との比較になるでしょうね。「吉兆宝山」と比べると、香ばしさはあまりありませんが、甘みは強いように思います。そして全体的に「芋麹全量」の方がマイルドな感じがしますね。飲みやすいと思います。ただし、度数が高いのがロックにするにはちょっとという感じ。水割りがおすすめです。
 小瓶があれば毎年購入してもいいかなぁというくらいの特徴は持っていますし、うまいと思いますが、1升瓶しかないし、今期分は異様に高額なので購入しませんでした。。。
製造過程も他の銘柄とは違うでしょうし、高額になるのはわかります(原料費の高騰もありますしね)。しかしながら、1升瓶で定価\3,800ってのは高すぎます。
もうちょっと安くなれば買うかもです。度数を下げてもう少し安くするともっと売れるんじゃないかと老婆心ながら思うのです。
 
飲み方:前割り冷え冷え>常温水割り=ロック>>お湯割り

評価日:2009/4/13(2008/12/24開栓→2009/4/5終了)
    ※評価90銘柄目でございます♪