焼酎というのは蒸留酒で、原材料の違いによって
多様な焼酎が生まれます。
芋、麦、黒糖、そば、米・・・。数え上げればきりがないくらい。
その中でも芋焼酎は、以前のコラムに書いたように
麹などによって大きく風味が異なりますが、
そもそも使う芋の種類によって、風味が変わります。
芋の種類というのは、芋焼酎をつくるスタート時点ですから、これが変わるということは
そのゴール地点(出来上がりの芋焼酎)が大きく変わってくるわけですよね。
各蔵元さんが芋にこだわるのはそう考えると自然なことですねー。

皆さんご存知のように、黄金千貫という品種が芋焼酎の場合にはよく使われています。
実際見ると”黄金”というよりはうすい黄土色。
ふかし芋なんかでよく食べる赤い皮ではありません。
これも産地によって風味が異なるようです(これってワインみたいですね!)。
たとえば大隈半島と薩摩半島で風味が異なるとか。。。(本当らしい)
黄金千貫を使ったものは芋焼酎の王道ですね。

あと、GSKの中で好評なのは
ジョイホワイトを使った銘柄。「山ねこ」「ひとり歩き」など。
とてもまろやかで、さらっと飲める感じがいいですよねぇ。
独特の風味がある気がします。うまい具合にはまっちゃう感じです♪

そして最近私が凝っているのは紫芋。紫芋をつかった銘柄は結構あります。
品種は種子島ロマン、綾紫、ムラサキマサリなどなど。。。
ちなみにムラサキマサリってのもありますが、
これは白豊と綾紫の交配種らしいですねっ!
私も紫芋焼酎を飲み比べしたいがために”紫芋枠”を設定したくらいです。
他の芋にはない、独特の甘みが好きです。
和菓子のような甘さを感じることさえあります。

「風憚」で味わったのは栗黄金。
天津甘栗のような上品な甘さがよかったですねぇ。
「白金の露」で栗黄金のやつが出たみたいで、これもほしいなぁ(ニヤリ)。
「相良兵六」シリーズでもあるらしいですねっ♪

そのほか安納芋、紅東、白豊、紅薩摩などなど。。。
たくさんの芋の種類がありますよねー。
もちろん芋だけで焼酎は決まりませんが、スタートラインとしての芋違いってとても大きいと思うのです。
そんなのも意識していろいろ飲んでいきたいです。

私は「宝山蒸撰シリーズ」の、白豊、紅東、綾紫を”控え選手”として保管していますが、これらは芋の種類を変えて作りこんでいます。銘柄にはっきりと記してアピールしていますよね。
こういうのは消費者にわかりやすくてとってもうれしいんです。
時々、芋の種類を書いていない銘柄があって、調べなきゃいけない(笑)。
その手間がいらないです。

こんな風に原料の品種の違いで風味を楽しむってのは、
他のお酒ではあまりできないことですね。
あ~楽しいなぁ♪