死ぬかす(死ぬこと以外かすり傷)を一気読みしてから

7日連続で読書が続いた。とりあえず、1日1冊何でもいいので

読もうと思って始めたところ、7日連続でなんとなく毎日読めてしまった。

8日目に会社の送別会があり途絶えてしまったが、読書のハードルが下がったし

毎日、新聞を結構読んでいるので活字に慣れているということが分かった。

そんなに高い志で取り組んだわけではないけど、結果には自分でもびっくりしている。

 

これを機に毎日連続でなくても、週に何冊か読める習慣がつけばいいなと思う。

まずはやることからという意味では目標は達成できたのではないか。

自分の家の本棚はそんなにたくさんないけれど、本屋にふらっと入って気になった本など

買いだめてあるので半分以上はまだ読んでない本がある。小説とかも普段は読まないけれど

乃木坂文庫の発売の時に「たまには読んでみるか」と買ってみた本もいくつかある。

 

この7日間に

「純平、考え直せ」

「東京近江寮食堂」

 

の2冊の小説を読んだ。

純平…の方は新米やくざが組の位を上げるために相手の組長のタマ(命)を取ることが決まり、

決行日までの3日間、さまざまな人との出会い、さまざまな人の思惑など、純平の感情を描いた話。

けっこう感情が揺さぶられる話でした。主人公には感情移入はできなかったけど

環境が人間形成をする上で重要なウェイトを占めるということを改めて感じる話だった。

 

近江寮の方は、定年前のおばちゃんが10年前に突如消えた旦那を探しに東京に行き、

偶然にも寮のおばちゃんとして食事を提供し始め、寮を利用する人と人とのヒューマンストーリー。

こっちはほっこりする話でした。爽快感を得られる話。

 

ビジネス書は物事の本質を理解して、抽象化して自分に当てはめた時にと

いろいろ試行錯誤するのに対し、小説は映画を見る感覚で自然と構えることなく字が追えるので読みやすい!

と、この年になってようやく気付いたのでした。

 

小説は小学生の時に銀河鉄道の夜(宮沢賢治)を買って読んだけど、わけわからな過ぎて

ちょっと苦手意識があったので、いわゆる文学書と呼ばれる小説の類はこれまで避けてきたということがあります。

でも、全然読めますね。

 

良い習慣は継続できるように。ジムも週1は途絶えたり途絶えなかったりととりあえず、

何もしていないときよりは進歩したので。マイペースかもしれないけどプラスになることを毎日積み重ねていきたいですね。