愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 


今、一人、部屋で音楽をかけて

 

「君は愛されるため生まれた」という曲を歌っているんですが、

 

 

 

 

さっきから「白いヒゲのおじさん」が僕の心に話しかけてきます。。。

 

 

 

*「白いヒゲのおじさん」というのは

 

僕が書かせてもらった物語に出てくる「お空の上にいるおじさん」です

 

 

 

 

 

今日、この文章を読むあなたに、この言葉を伝えてください、だそうです。

 

 

 

 

 

「あなたは愛されるために生まれました。

 

あなたは愛するために生まれました。

 

あなたはいるだけで周りを幸せにする存在です。

 

あなたは地球を愛でいっぱいにするために、張り切って生まれました」

 

 

 

 

 

 

ということなんです。

 

 

 

 

 

 

以下にちょっとだけ、

 

「みことちゃんの物語」の一節をシェアさせていただきます。

 

 

 

 

 

〜〜〜

 

 

 

 

あなたがまず幸せになることで「家族の因果」がほどけていく。

 

 

 

白いヒゲのおじさんはいつのまにか浴衣姿になって、麦茶を飲みながら言います。

 

 

 

「自然にパワーをもらったりして、自分で自分を幸せにしてあげること。

 

喜びで満たしてあげること。

 

これって、とっても大切なんだよ。

 

自分が幸せでいっぱいになった時、それはあふれ出して、周囲も幸せにするんだ。

 

湧き出る温泉みたいに、周囲の人をあったかくしたり、

 

元気にしたり、健康にしたりするんだよね」

 

 

 

「健康に?」

 

 

 

「そうさ。極上の温泉が、自分の中から湧き出るみたいなものなんだ」

 

 

 

それを聞いたみことちゃんは、必死になって聞きました。

 

 

 

「そしたらママも、元気になるかな?」

 

みことちゃんの心の中には、ずっと体調が優れないのに、

 

家事をがんばっているママが浮かんでいました。

 

 

 

白いヒゲのおじさんは、力強くうなずきます。

 

 

 

「最適なことが必ず起きていくから、安心していいよ。

 

まず、自分が幸せになることで、大事な人を助けることができるんだ。

 

だけど、家族や両親のことで、困ったことがあると、

 

『自分だけが幸せになっちゃいけないんだ』と思っちゃう人が多いんだよ」

 

 

 

「うーん。そうなんだね」

 

 

 

「みんな優しいからねえ。

 

大好きなママやパパがしんどそうにしているのに、

 

自分だけ幸せを感じていいのかな? って遠慮したり、

 

罪悪感を持ってしまったりすることがあるんだ」

 

 

 

それを聞いて、みことちゃんはドキッとしました。

 

みことちゃんの誕生日のことを思い出したからです。

 

 

 

 

みことちゃんは最初、ご馳走を食べて、プレゼントをもらって、幸せでした。

 

ところが、途中から、ママとパパが険悪な雰囲気になって、

 

お兄ちゃんとお姉ちゃんが仲裁に入って…。

 

 

 

みことちゃんは、生きたまま引き裂かれるような気持ちになったのです。

 

そして、ぜんそく発作を起こして、気を失って、お空の上に滞在しているのでした。

 

 

 

「はあー。地上に戻ったら問題が山積み。ああ、私は、どうすりゃいいのよ」

 

 

 

「その気持ちはよーくわかるよ。

 

さっきも言ったように、まず、みことちゃんだけでも、幸せになること」

 

 

 

「えー? 私だけでも? 私だけが幸せになってもいいの? どうしてよ」

 

 

 

「なぜなら家族の問題は、みんなの『因果』が複雑に絡み合って起きているんだ」

 

 

 

「因果ってなあに?」

 

 

 

「簡単に言うとね。

 

因果っていうのは、何回も何回も、

 

生まれ変わりを繰り返す中で、やり残してきたことだよ。

 

これを解決したいんだ!

 

っていう、魂の宿題のようなもののことだよ」

 

 

 

「うわっ!宿題っていうと、嫌な感じ」

 

 

 

「ははは。自分が自分に出した宿題なんだよね。

 

『自分の魂を成長させるために、自分で設定した課題』とも言えるんだ。

 

そういう因果が、家族の中に、実は現れている。

 

それは、家族の中の誰かが、そのことに気づいて取り組めば、解消できるんだよ」

 

 

 

確かに、みことちゃんのママが小さかった頃、

 

ママのお父さんとお母さんは、夫婦ゲンカばかりしていました。

 

 

 

「でもさ、なんで、因果なんてものがあるの?

 

だって、ママはあんなにかわいくて優しいし、

 

パパだっていい人なんだよ。

 

お兄ちゃんだって、お姉ちゃんだって。

 

なのに、家族全員が苦しんでさあ。

 

どうすれば、みんなの因果が楽になるの?」

 

 

 

みことちゃんは泣きそうになって聞きました。

 

 

 

 

 

「因果というものはね、計り知れないものなんだよ。

 

なぜなら、今回の人生だけじゃないから。

 

 

過去生で、たくさんの人を苦しめた人が、今回は、多くの人を救うこともある。

 

 

卑怯な裏切りを働いた人が、今回は、裏切られることもある。

 

 

敵同士が、味方になることも、その逆もある。

 

 

過去生で積み重ねてきた才能を、

 

今回、使いきろうと決めている人もいる。

 

 

高貴な魂が、周囲に何かを伝えるため、

 

障害や病気を選んで生まれる場合もある。

 

 

悟った魂が、兄弟姉妹を救うために、

 

地上に生まれることもある。

 

 

 

わしらは全ての魂を尊敬している。

 

 

あなたたちは、本当に偉大なんだよ。

 

 

 

 

それでね、過去生がどうだったかは、実は問題じゃない。

 

 

 

今回の人生をどう生きるかが大事なんだ。

 

今回の人生で、全て解決することもできるんだよ」

 

 

 

 

 

 

「そ、そうなの?」

 

みことちゃんは胸がパッと明るくなる気持ちがしました。

 

 

 

 

〜〜〜

 

 

 

 

 

 

この本の一節を載せさせていただきました。

 

 

 

 

 

必要な方に届きますように。

 

読んでくれていますか?

 

 

 

 

 

 

愛をお送りします。

 

愛をありがとうございます。

 

 

 

全ての息子たち、娘たちが自分の道を力強く歩めますように。

 

僕は全身全霊で応援しています。

 

 

 

今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね