image

 

愛する「魂の冒険者」たちへ

 

 

今日は、インド独立の父、マハトマ・ガンジーさんの命日です。

 

マハトマとは、偉大な魂、という意味です。

 

ガンジーさんは、インド独立運動の指導者として、徹底した非暴力・不服従を貫きました。

 

78歳で暗殺された時、胸に銃弾を受けたガンジーさんは、自分の額に手を当てたそうです。

 

そのジェスチャーの意味するところは「あなたをゆるします」。

 

こういう人が地球に確かにいたことに、僕は輝かしいものを感じます。

 

 

~~~

 

 

さて、僕は、おととしの秋に2カ月間、

 

「自然ヨガ生活」を送りました。

 

滝を浴びたり、山に登ったり、温泉に入ったり、お経を唱えたり、走ったり、、、

 

病気の療養が第一の目的でしたが、 

 

物語の創作にも打ち込みました(創作は、療養でもあったのです)。

 

 

 

 

 

沖ヨガの達人、

 

佐藤松義先生の道場でお世話になりました。

 

沖ヨガとは、日本のヨガの父、

 

沖正弘先生が創始した独特のヨガです。

 

 

 

(ここで冒頭と、話がつながるのですが)

 

実は、沖正弘先生は、

 

マハトマ・ガンジーさんから直接、ヨガを学んだのだそうです。

 

 

 

そして沖先生は、暮らしの全てをヨガ的に生きる「沖ヨガ」を創始され、

 

全国から、心身の病気や、悩みを持つ方々がやってきて、

 

奇跡的に開放された人が続出したそうです。

 

沖先生は、皇室の関係者や、首相、経営者、

 

プロ野球の球団、五輪メダリストなどにも、

 

ヨガを指南されたとのことです。


 

 

 

 

 

 

ヨガ生活の最中に、沖ヨガの名治療家、自然さん(じねんさん)から、

 

忘れられない言葉を贈ってもらったので、

 

ここでご紹介したいと思います。

 

 

 

☆☆☆


人は「もっとも得意なところ」で、試練を与えられる

たいていの人は、その人が、

「もっとも得意とするところ」で、

最大の困難を与えられるようになっています。

私は治療家なんですが、

息子の頸椎完全脱臼(首の骨の接合が完全に外れてしまうこと)

 

を見抜くことができなかったんです。

おかしいな、と思いながらも。

ふだん、患者さんの異状ならば、手に取るようにわかるのにもかかわらず、

 

なぜか、息子のは見抜けませんでした・・・。

それでどうなったかというと、息子は手術を受けました。

頸椎の完全脱臼というのは、とても珍しいんです。

最初は、何日間も、何かな、寝違えか何かなあ、

と思っていたんですが、完全脱臼だったんですね。

息子は長時間にわたる手術を受けて、助かったんです。

息子は今、医者になっています。

「医師に助けてもらった」ということで、志したんですね。

そして私の知り合いの産婦人科医は、

名医で有名で、

他県からもわざわざ患者さんが訪れるくらいのかたなんです。

ところが、奥さんが子宮癌になったんですね。

奥さんだけは、検診を受けていなかったんです。

奥さんは別の病院で手術を受けて助かりました。

そのうえ、その先生のお嬢さんはお子さんがなかなか授からず苦しんだ。

お嬢さんも別の病院にかかり、けっきょく、三回、妊娠できたのです。

だから、ほんとうに、

最も得意技のあるところで、何かがあるんですね。

何かが起きるようになっている。

きっと、「そこで、もっと学びなさい、まだ学べることがあるのですよ」

というふうに、神様が与えてくれてるんですね。

ですから、必ず乗り越えられますよ。

時間はかかるかもしれませんが。

大丈夫です。大丈夫ですよ。

でもその真っただ中にいるときは、とても苦しいんですよね。

私もその時は、ほんとうにもう、生きているのがつらかった。

もう生きていたくないっていうくらい、苦しみました。

だけど結局は、それはよかったことなんです。

今はそういうふうに思います。

その最中はつらいです。

でも必ず良くなりますから、大丈夫ですよ。


(沖ヨガの達人、自然さんの言葉)

 

image
一番前のオレンジが佐藤先生。向かって右のオレンジが自然さん。

 


☆☆☆


そのときの自分にとってほんとうに有り難い、

希望がわいてくる言葉でした。

おかげさまで、その後、

 

この言葉の光に照らされながら一歩一歩進み、

 

僕は元気になることができました。

 

 

 

 

 

 

つらい経験のさなかには、

 

なかなかそうは思えないけれど、

 

あなたが、困難を乗り越えてきた経験は、

 

誰かほかの人にとって、

 

まぶしくあたたかい希望の光になります。

 

 

 

 

このブログをお読みくださっている方は

 

天命の道を歩いている方が多いと感じています。

 

あなたが今、どういう状況にいらっしゃるかは存じ上げませんが

 

もし、「しんどい状況だ」と感じていらっしゃるのなら、

 

真心から、この言葉をお贈りします。

 

 

 

 

 

時間はかかるかもしれませんが、

大丈夫です。大丈夫ですよ。

でもその真っただ中にいるときは、とても苦しいんですよね。

私もその時は、ほんとうにもう、生きているのがつらかった。

もう生きていたくないっていうくらい、苦しみました。

だけど結局は、それはよかったことなんです。

今はそういうふうに思います。

その最中はつらいです。

でも必ず良くなりますから、大丈夫ですよ。

 

 

 

 

 

 

image

ガンジーさんも、最後の最後まで

 

試練を与えられて、

 

ついに負けなかったのですね。

 

 

 

 

 

 

今日も命にありがとうございます。

 

西田普

にしだあまね