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唐突ですが、あなたは以下のリストで当てはまる項目がありますか?

 

 

「あなたは敏感すぎる人? 敏感度チェックリスト」

□身の回りの微妙な空気の変化が読める

□他人の機嫌に振り回される

□痛みに敏感

□忙しさが続くと一人きりになれる場所に閉じこもりたい衝動に駆られる

□カフェインに弱い

□刺激の強い光やにおい、手触りや音に耐えられない

□大きな音が苦手だ

□アートや音楽に深い感動を覚える

□まじめだ

□びっくりしやすい

□やることがたくさんあるのに、時間に余裕がないと慌てる

□周囲の人の様子を察して、その人のためになることがわかる

(ゆほびか9月号「敏感すぎる人の生きづらさを解消するステップと手法を専門医が公開」

精神科医・長沼睦雄先生の記事より抜粋)

 

このリストは23の項目のうちの一部なのですが、

この項目の一部でも、特定の項目に特に強い傾向がある場合、

「敏感すぎる人」の可能性があるそうです。

 

「敏感すぎる人」とはなんなのか?

 

専門的にはHSP(Highly sensitive person)と言われており、

どこの国でも5人に1人程度の割合でいることがわかっています。

 

実はHSPは、

脳内の神経回路のうち、

「不安」に関する神経回路や、

ミラーニューロン(他人の行動や感情を理解・共感する回路)の働きが

過敏なのだそうです。

 

アンテナ感度がよすぎるのですね。

 

担当編集の宗からご紹介します。

 

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こんにちは!
ゆほびか編集部の宗です。
毎日暑い日が続きます。
水分補給にはじゅうぶん気をつけてくださいね。

さて、ゆほびか9月号の「脳の休息法」大特集がおかげさまで大好評なのですが、
中でも反響を呼んでいるのが「敏感すぎる人への処方箋」です。

「家や職場で電子音や人の話し声などの雑音がとても気になる」
「人の大勢集まる飲み会やパーティが苦手」
「『30分以内にやる』など、制限時間をつけられるとパニックになる」
「人からの頼まれごとを『いやだ』と断ることができない」
「些細なことでクヨクヨし、引きずってしまう」



こう言われて「ハッ、私のこと?」と思ったかたはいませんか?

かつて、これらは「性格」として片づけられていました。
しかし、最近の精神医学の研究で、これはHSP(とても敏感な人)という、
生まれ持った「気質」であることがわかってきたのです。



敏感すぎる人は周りの小さなことにも敏感に反応し、他人の影響を受けやすいため
脳も体もとても疲れやすい状態にあります。
疲労がたまり、コンディションが悪くなると、
さらに人とうまくつき合えなくなり、
うつになったり、仕事を続けていくことが困難になったりします。

精神科医の長沼睦雄先生は、長年HSPの患者さんを接し、研究されてきた
「敏感すぎる人」の専門医です。

 

長沼先生はこうおっしゃいます。
「『自分さえ我慢すればいい』と思うようないい人ほど、

敏感すぎる人』である可能性が高いです。

敏感すぎるのは恥ずかしいことではありません。
生まれ持った気質なのですから、

しっかりそれを認めて、
対応法を身に着ければいいのです」

誌面では、

あなたが「敏感すぎる人」かどうかがわかる「23のチェックリスト」、
そして専門医の長沼先生が提案する

「敏感すぎる人」が生きやすくなる10の処方箋
などを紹介しています。


「自分はダメな人間だ」「この性質を治したい」と思うのではなく、
ほんの少し考え方を変えたり、生活を変えたりするだけで、
「敏感すぎる人」はグッと生きやすくなります。

(宗)

 

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10の処方箋をここでご紹介しましょう。


「敏感すぎる人」への処方箋
1)一人で過ごせる時間を確保する
2)自分に「そうなんだね」と言ってあげる
3)マイナス感情を書き出し誰かに受け取ってもらう
4)自分と相手を区別するトレーニングをする

5)同じ悩みを持つ人に「弱い自分」を打ち明ける

6)ありがとうを自分に言う

7)マインドフルネスをする

8)白米、砂糖、添加物をなるべく避ける

9)脳疲労を解消するサプリメントを取る

10)ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を行う

(ゆほびか9月号「敏感すぎる人の生きづらさを解消するステップと手法を専門医が公開」

精神科医・長沼睦雄先生の記事より抜粋。詳細は誌面)

 

 

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敏感すぎるということはけっして欠点ではなく、

「人の悲しみや喜びに深く共感できる」

「勘が働く」

「仕事が誠実」

「芸術的才能がある」といった

プラスの面に活かすことができると

長沼先生は語ります。

 

あてはまるかた、ぜひ、参考になさってくださいね。