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滞在中の只見の、

 

沖ヨガの達人・佐藤松義先生宅の裏は、

山になっています。

 

クマが出たり、サルが出たりする山です。

サルの大群が、果物や野菜を食べにくることもあるそうです。

 

その山に入り、歩くのも、いってみれば自然健康法。

ヨガの山行。

自然の生命エネルギーに触れるすばらしいチャンスです。

 

ひとりで、

登山靴を履いて、ゆっくりゆっくり上って

30~40分ほど。

急斜面があって、滑るので

枝をつかみながら登ります。

 

途中までは針葉樹、

途中からは広葉樹、

植生がガラッと変わるところもおもしろい。

 

 

根っこから抜けて、倒れた木があります。

倒れた後も生きているのだと思いますが

やがて、土にかえっていくであろう木に

拝みたいような気持ちになります。

 

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頂上で撮った太陽。

 

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お日様、きれいでした。

 

 

 

頂上は平たんになっていて、

景色を眺めたり、

鳥を見たり、

呼吸法したり、

瞑想したり、

四弘誓願を唱えたり、

周囲の木々にありがとうと言ったり、

インスピレーションを録音に吹き込んだりしていました。

 

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時間を忘れます。

まるでこの世の天国のようでした。

 

いや、この世は天国なんだと感じていました。


天国を満喫し、

太陽の位置がずいぶん変わったことに気づいたので、下山です。

 

ところが、ちょっと角度を違えて降りたら、

さっき来た道がわからなくなったんです。

 

おや?と思いましたが

まあ、そんな大きな山でもないし、と、

あてずっぽうで降りていきました。

 

すると、見渡す限り、いちめん、

白く枯れた枝ばかり生えているところに出ました。

第一印象は、「白骨の森」、

ちょっと、変な感じがしました。

 

あら?と思いましたが

まあ、大丈夫だろう、すぐ近くだし、と思って降りて行ったのです。

 

密集する白い枝と、白い枝の間に、

一すじ、道のようなところがあって、

通りやすそうだったので、

そこをたどっていきました。

 

実は、その道は、

おとといくらいに振った大雨で、

水が流れた後だったんです。

沢のようになっていて、湿っています。

やたらと滑るのです。

途中で気が付きました。

 

なので、白い枝につかまりながら、

滑るところを踏まないように、一歩一歩、

極限まで神経を使いながら、降りて行ったのですが、

なにしろ、枝は、枯れているので、

ぽきぽき折れるのです。

 

ついに、体重を支えきれずに、

あれよあれよというまに

滑り台よりも急に

そりよりも激しく

 

 

 

ざざざざざーっ

 

 

 

10数メートルくらいか、距離もわからないですが

そうとうな勢いで滑り落ちました。

 

幸い、その斜面に、倒木や岩などはありませんでした。

骨の一本くらい、折れてもおかしくなかったのでしょうが

擦り傷程度ですみました。

泥まみれにはなりましたし、

なんじゃ、自分は、あほ、と、ショックを受けましたが、

考えてみたら、幸運だったと思います。

 

守っていただいて感謝しかありません。

 

 

それで感じたこと、いくつか。

 

・大雨が降った後に、慣れていない山を登ることは、そもそも賢明ではない。

自己責任とはいえ、人様に多大な迷惑をかけた可能性もある。

 

・山に限らず、生き物としての直感が働き、変な感じがしたときには、

引き返す・中止するという選択肢をしっかり検討する。

 

・とはいえ今回の、「大丈夫だろう」という心の声も、ある意味、間違いではなかった。

めったにできない経験をさせていただいて、貴重な学びを得た。

 

・どんなときも、注意深くあること、油断しないことは、大事。

心地よく生きることと両立するし、むしろ、その一要素として重要。

 

・全身全霊、体と心を使って生きれば、「まさか」も避けられる。

 

・ふだんから、もっと足・腰を鍛えることが、ほんとうに大事。

適切に運動して、身体能力を高めることで、長生きできる。

 

・天国のような山頂も、コワイ白い枝の森も、どちらも同じ、一つの山。

自然の姿。ただ命が循環しているありのままの姿。

そこでなにを体験するか、どんな意味づけをするか、結局、自分が決めてる。人生とおんなじ。

 

昨日の話です。

そろそろ、只見の生活も終盤に差し掛かっているのですが、

身体と心の元気がかなりアップしてきたおかげで、

自分的にはハードだった、この学びもしっかり吸収できました。

 

あーあ。

娘とラインでやり取りしたら

 

 

 

「あやうくほんとうの天国行くところだったじゃないですか、、、

ほんと気を付けてね」

 

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はい、スミマセン、、、

 

足元には気を付けたいものです。

そして、足腰の地力と柔軟性を高めるのに

今月号の「足をもむ」大特集がとても役に立つことに、

あらためて気が付きました。

 

生きててよかった。

 

 

お読みくださり感謝いたします。

 

 

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