年末で仕事を早く終えた帰りに
何かおやつを買ってくれるらしかった
そこで何か買ってくれるとのこと。
ワクワクしながら帰りを待った。
買ってきてくれたのは、
「萌え断」が魅力と言われる
流行りのフルーツサンドだった。
袋には4種類入っており、
・いちご
(プレーンのパンにいちご)
・フラワー
(プレーンのパンにみかん、いちご、キウイ、バナナ)
・バナいち
(キャラメルパンにバナナ、いちご)
・バナナ
(キャラメルパンにバナナ)
というラインナップだった。
どれもクリームたっぷりだ。
フラワーは花の形で可愛らしい。
「萌え」というのも頷ける。
「ほら」
手渡されたのは、バナいちとバナナだった。
なぜだ。バナナすぎるではないか。
「え…バランスおかしくない
この場合、白いのと黒いので
1個ずつの組み合わせじゃない
黒いやつばっかりになるし、
バナナばっかりになるやん。」
「え喜ぶと思ったのに。
バナナ、イヤなん
バナナ、久しぶりやろ
ずっと食べてへんねんから。
さ、バナナを見てあげて
目を合わせてあげて。」
「食べへんのほら、バナナ食べ」
12月に入ってバナナを裏切っていると
書いた矢先、思いがけずバナナに再会した。
フルーツサンドになって
目の前に現れるなんて誰が想像できただろう。
そして、軍曹はどこまでも軍曹だった
バナナを食べることを強要された。
「りんごがあるから」なんて関係なかった。
しばらくバナナを食べていないからと
感じていた後ろめたさはどこかに消えた。
ちなみにバナナサンドはおいしかった
バナナがしっかり入っていた。
おいしく2021年のバナナ納めができて、
これはこれで良かったのかもしれない(笑)
(オマケ)
バナナハラスメントに負けず
交渉して手に入れたフラワー。
かわいい…