【ネクローシスとアポトーシス】

ギリシャ神話に出てくる
兄弟みたいな名前だが、
細胞死の種類である。

ネクローシス=殺傷死
語源はギリシャ語のネクロス(死、死体)
傷、火傷、毒、血流不全などで
細胞が死ぬ場合が当てはまる。
その際、細胞は膨張し破裂する。壊死。

アポトーシス=自然死
語源はアポプトーシス
(離れて下降する、枯れ葉などが木から落ちる)
プログラムされた細胞死を指す。
例えば、オタマジャクシが
成長してカエルになる時に
尾がなくなるのはアポトーシスである。
その際、細胞は収縮・断片化し
周辺のマクロファージが貪食する。

また、ネクローシスは
細胞が破裂するため内容物が飛び散り
周辺組織に炎症や痛みを伴う。
アポトーシスは細胞のタンパク質を
分解するため内容物は飛び散らず
炎症は起きない。

TC療法ではネクローシスと
アポトーシスの両方が起きる。
オラパリブはアポトーシスを
もたらすための薬である。

それでオラパリブは痛くないんか!びっくり
オタマジャクシも痛かったら
大変やもんなぁ
と、納得したのでありました口笛




(オマケ)
調べていたときに見つけたサイト
ネクローシスとアポトーシスについて
練習問題もありました爆笑