私にとって化学療法の日というのは
腫瘍マーカーが上昇傾向にあることを
知る日でもあり、
「まだ再発ではない」と言い聞かせつつも
毎回毎回泣きそうになる。

帰宅すると、何をするにもいつの間にか
マーカーのことを考えていて
実際にちょっと泣いてしまうこともある。

そんな気持ちを紛らわせる時に
役に立つのが「Major Crimes」だ。

かなり早口で展開するドラマなので
内容を理解するには
字幕を追うことに集中する必要があり
観ている間はマーカーのことを
考える余裕がなくなるのだ。

でも、先日の化学療法の後は
マーカーのことを考える方が勝ってしまい
「はっ、また考えてた!」と
何度も戻して観ているような状態だった。

そんななか、耳に飛び込んできたのが
警部補であるプロベンザが発した
“Stay Positive”という言葉だった。

日本語字幕を読もうとしていたのに
なぜかそこだけ英語のまま、
弱っていた心にスコンと入ってきた。

そこから俄然集中できるようになり
またもや10話近く観た(笑)

ドラマの中でもプロベンザは
良いサポート役をするので
大好きなのだが
(たまに殺人事件の
第一発見者になり、それを
隠蔽しようとしたりもする)

信じられないタイミングで
私のサポートもしてくれた。
プロベンザ、ありがとう。


ちなみにプロベンザはこちら↓
味のあるおっちゃんですラブラブ

ちなみにフリッツはこちら↓
かっこいい槙原(寛己)です。(笑)
この人のセリフにも勇気づけられたなぁ。
(画像はともにワーナー公式HPより)



不安になることも多い。
また泣くこともあるかもしれない。
でも、何があっても最後には
「前向きでいよう」

偶然耳にしたプロベンザの言葉は
大きな力を与えてくれた。