子供の勉強を見ていると大抵

「こんな算数なんて、何のために勉強しているの?」

と質問される。

「買い物行ったときにちょっとした計算をしたいときに必要」

「将来、何かの設計に携わる仕事につくときに必要」

など、回答するが

「スマホで計算すればいいじゃん」

「ChatGPTに聞けばいいじゃん」

と子供に返される。

今時な、然も的確な回答。

 

そこで、あらためて「なんで?」と考えてみる。

まず、生まれてから考えると

・ハイハイから歩く練習をする

→これって当たり前だけど2足歩行の人間にとっては

 最初の”勉強”なのでは。

 生まれてから、手足の感覚、バランスなどの情報を元に

 頭の中で複雑に計算し、それを手足にフィードバックする

 一種の頭の訓練。

・言葉を覚えてはなしをする

→まさに国語の初歩、といったところだけど

 これはまさに勉強。

・遊びを覚えて楽しむ

→これまたまさに勉強

 頭をつかってルールを覚え、勝つための方法を一生懸命考える

と考えていくと、生まれてからずっと勉強しっぱなしなのでは?

そして所謂勉強は

これまで使用していなかった個所の脳を活用するため

ピンポイントにそこを使うため、より細分化された勉強をしないといけない

それが国語、数学、英語、、、とより専門的になっていく。

↑を勉強としたが”=脳の訓練”ということを繰り返してきたのだと思う。

とすると、子どもへの説明については

「脳の訓練」をするため、と回答するのがいいのか。

より様々な個所の脳を訓練するため、様々な教科、分野(運動、芸術も)を

所謂、「勉強」する必要がある。

そして訓練できる時期というのは限られていて、

年を取ると訓練できなくなったり、効率的でなくなってくる。

だから若いころに「勉強」する。

うむ、これならいいかも、

「勉強」=「脳の訓練」(若いほど好ましい)

あとはどう簡単に説明するかだな。