最初に勤めた会社の上司が

「本人の実力を見極めるために、負荷をかけるだけかけ

 限界になったら、それがそいつの実力」

というのを言っていたことがある。

似たようなことで学生の頃は

「学生の時に自分の限界を知るために酒をおもいっきり飲ませ

 潰させ、そしてその酒量がそいつの限界

 社会人になってからそうならないよう限界を知る」

ということを聞いた。

 

確かに限界というのはそこまでしてみないとわからないことだけど

でも、方法として正しいのか?!

今となっては昭和なやり方でどうような方法をする人は

少なくなったかと思う(と期待する)

 

実際に限界まで達して、その後リカバリーできればいいけど

そのまま潰れてしまったままの人も見てきた。

まじめな人ほどそうなる感じで

負荷を100%受けて何とかしようとしてそして限界に達して

壊れてしまう。そして休んで回復すればいいが

取返しのつかないこともある。

そして潰した側は「それがそいつの限界」ということにしまっていた。

 

限界なんてものは別に知っていなくてもよく

自分ができる範囲を自分できちんと調整することが大切で

それは自己制御しながら試していくべきかと思う。

なので、無用に負荷をかけることはすべきではないかと思う。

 

そういう自分はその上司に

「お前は負荷をかけるだけかけても何ともならなかったから

 つまらない」

と言われた。

100%の仕事をするのではなく正直、仕事がザルで抜け抜けだけど

肝のときにはしっかりとこなしていた、、、と思う。

ザルなのだから、圧力がかかってもところてんのように抜けていくだけ

だからいくら負荷をかけてもつぶれることはない。

適度に抜くことが重要。

でもみんながみんな、そういうことができるわけではないので

きちんと指導する側は限界にならないよう仕事を振り

サポートをしていく。これが今のやり方なのかと思う。