「必ず私の言ったとおりになります」
この人は占い師か
何かの宗教の信者か?
それとも、旅の高揚感から
浮かない顔の私を
喜ばせようと思ってくれたのかな?
しかし
驚いた事に
それから半年も経たないうちに
本当に次子が結婚したんです!
もう夜ですよ
青いお湯の色とオレンジミルクの香り
パッケージも絵本の一頁みたい
落ち着く〜
暑い季節にも癒される入浴剤ですよ
いろいろしんどい旅行でした、
愚痴の一部を聞いてください
母と三子、次子は、最初から
行き先、出発時間や旅程表も気に入らない、と
何度変更しても
グダグダ文句を言うので
「じゃあ、もう現地の旅館に夕食前に集合しよう、
泊まってからチェックアウト後も自由時間ね」と
父だけを迎えに行ったんです
そしたら、母も一緒に乗ろうとするので
「お母さんは、三子たちと後で来てよ」と
マジでドアをロックしようと思いましたが
父が、お母さんも乗せてあげて、と言うので仕方なく乗せたら
どこに寄っても「行きたくない」
「じゃあ車で待っていて」と言うと、「つまらない」とブツブツ
昼食時にレストランに入っても
「私は、お腹が空いてない」
そりゃそうでしょうよ、
ずっと動かず、車の中でお菓子食べてたんだから
「晩ごはんはご馳走だから、軽く食べようね」と
私が言うと、
父は
「そうやな、定食はやめてカレーにしとこう」
母は
「旅行に招待しといて、よくそんなケチくさい事が言えるな、安く済ませようという魂胆やな」
「そんなふうに考えてないよ
何でも好きなものを頼んでいいよ」
すると母、一番高いメニューを頼んだんです
お腹が空いてないと言ってたくせに
案の定、旅館に着いて
贅と趣向を凝らした夕食の料理が
次々と運ばれてきても
母は三品くらいで
「もう食べられない」
そして翌日、
「せっかくだから、温泉街を散策して
お昼に名物料理を食べて解散にしようか」と言うと、
母、
〇〇市(実家の隣の市)のファミレスに行きたい、と言うんです
「自由時間だから自由行動でいいよ、じゃあここで解散ね」と別れました
そして後日、実家で
「この前の旅行の料理、さすが有名旅館の味やった、何もかも豪華で一生のいい思い出になった
ありがとう
おい、おばはん(母のこと)も
とわこにお礼言うときや」
と父が言いました
すると母、
「そうかー?
あの旅行、最初の日の昼食が量ばっかり多くて参ったわ、そのせいでお腹が膨れて旅館の料理が美味しいと思えんかった
唯一良かったのは、次子と三子がご馳走してくれた、帰りのファミレスやったよ
観光も何もなかったし、礼も言えんわ」
よく言うよねー
良かったら
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