その日の義母との面会は

帰りの車内までも、陰鬱さが続きました


「お義母さんは、余程

お義兄さんの家族の一員として共に過ごしたくて

もう無理やのに、今だに望んでるんやねー」

ため息混じりに私が言うと


「そんなわかりきった、

当たり前の事をわざわざ言うな」と夫


「あんな夢の作り話を延々と語って

嬉しそうな笑顔を見れたのは良かったけど


本当は、面会に行ったり

お菓子や服だって

私たちが差し入れしてるのに、勘違いしてて


気落ちさせられたよね


本格的な記憶障害が起きてるんなら

そのうち、

妄想が過ぎて、認知症が進んで

現実世界に意識が戻って来れなくなるかもね」


「わかってるわ、

だから、おれも心配になって

本当の事を話して

現実を思い出させてやったんじゃないか」



「うん、そうだね

でも、かなりダメージ受けてたなー」


「しょうがないだろ

他に、方法あるのかよ?」



「あるよ」


私は、義姉に頼んで

面会に行ってもらったらどうか、と提案しました

そうなれば

妄想と現実と願望がほぼ一致するし、

義母も喜ぶと思う


でも夫は

今までに育児や家事、

金銭的にもどんなに世話になったかしれない母を

遠い施設に追いやって、

それは仕方ないにしても


これで縁が切れたとばかりに

知らんぷりを決め込んでいる義姉とは、

口も聞きたくない

まして頼み事なんてしたくない

と喧嘩腰になって怒るのです


「頼んだって

あれこれ理由をつけて断られるに決まってる

気分が悪い思いをするだけや」


「そうかもしれんけど、

一応やってみたら?お義母さんのために」


「じゃあ

とわこが頼んでくれよ」


は?

あなたの母親の事だよ?

あなたの義姉だよ?

なんで私から頼めと言うの?


おかしいでしょ



続きます

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夫も私も大好物
御座候照れ
甘いもので、パワーチャージ
一息入れましょ