
まだ暗い中、なぜカナダくんだりまで来て
こんな時間に起き出さねばならないのかと自問自答しつつ

身支度をして朝食・昼食の準備の手伝いに向かいます
出発予定時間は7時

この日向かう先は、バンフ国立公園は
モレーンレイクという湖です


写真で伝わるかな?すごく綺麗な湖なのですよぅ

この湖は氷河湖で
氷河湖というのは、氷河の後退により溶けた水が
モレーン(氷河末端の堆石)にせき止められて
自然のダムに溜まることにより形成される湖・・・なのだそうです


ごく浅いところでも青が濃いのは
氷河によって運ばれる岩石などの微粒子が水中に漂っているので
太陽光の、青から緑色の色を散乱させるため
それで、こんな色に見えるのだそうです

さて。この日歩くのはこの湖の周辺
ラーチバレーというところ

モレーンレイクの周辺は熊の出没する地域で

基本的には4人以上でないと山に入ることができないそうです

この日はいなかったんですけど、この看板のところで
人数のチェックがあるときもあるのですって
そして、時期なのか地域なのかわからないのですけど
4人以上が「必須」のところ、「推奨」のところとあるみたいですね
「必須」となっているところは4人いないと罰金があるそうです
歩くのはこんな道


写真左に小さく写りこんでいるのが熊スプレー

4メートルぐらい(だったかな)まで引きつけてから
スプレーするのだそうですけど・・・近いよね、4メートル

いざというとき、そんな冷静な判断できるのかしら・・・
熊鈴つけて、喋ったり、歌ったり、時々奇声をあげたり

なるべく賑やかにして歩きます
あ。モチロン歌っておきました。森のくまさん

そして突っ込まれました
「出会っちゃダメだろう・・・」
・・・ごもっとも

そんな馬鹿な話をしながら登ること1時間ほど
少しずつ辺りの様子が変わってきます


ラーチ(カラマツ)バレーの名前のとおり
両脇はカラマツの林
秋に来ると、紅葉で黄色に染まるのだそうです
このあたりは傾斜も緩やかで歩きやすく
風もちょうど涼しくて気持ちが良かったです

さらに少し行くと開けたところに出ます

ハイ。見えますのはテンピークス
またしても逆光ですけど

氷河っていうのは太陽を背にすると青く見えるのだそうですけど
なかなかそういう機会はなかったですねぇ・・・

この時、道の脇からひょいと顔を出していたのは

・・・多分マーモット、とか?
イヤ、これはただのリスだったかな・・・
さて。ここからさらにカラマツの林を歩くと

だんだん木が少なくなってきて

開けたところに出ます

周りの山が迫ってくるようでなかなかの景色

さらに少し歩くと湖が見えてきます

ミネスティマ湖
まずはここが第一の目的地です
少し休憩したら、写真中のトレイルが見えるでしょうかー
ここから、さらに、登ります

・・・・・・
続きます