あの人は、いま、どこで、
なにを、しているのかしらん。
ふいにその想いはやってきます。
けれど、そのときに、
「だれと」ということは、
あまり思わないものなのでした。
それはどういうことかといえば、
もう「触れられない」ということを、
どこかで了解しているからではないか、
という気がするのでした。
「だれと」と思ってしまう相手なら、
じぶんはまだ過去を、過去として、
消化しきれていないのだと思います。
あぁ。そうかー・・・って
元気にしてるかしら
とは思っても
今どんな人と・・・とかは思わなくなって久しい
制服見かけるだけで「うわぁ」って思うほど
懐かしいけれどw
でも。ふと意識して考えてみたら
絶対に忘れないと思っていた電話番号も、メールアドレスも
全く思いだせなくなっていて
それが何時からなのかも、もぅわからないけれど
ちゃんと失恋は乗り越えていたんだな、とかww
いつまでもちくちくと小さな棘のようで
ずっと、何処かに居続けるように思っていたのに
そんなコト、なかったなぁ
ちゃんと幸せって言えるように・・・
その勝手な約束の重さが、少しずつ軽くなっていくのは
それに気付いたからこその今だけど
そしてそれはちょっとさびしいコトって気もするけど
だから今なら「幸せ」って笑えるかも