孤独死 | 向日葵の微笑

向日葵の微笑

日々徒然

知人が、いわゆる「孤独死」と言われるような


亡くなり方を、したそうです


「二日間、新聞がそのままになっている」と


普段あまり行き来のなかった娘さんに連絡が入ったのだそうです



とても綺麗に身辺を整理して日々を送っていたらしいその方は


たぶん、覚悟と言うか、いつお迎えがきても良いように・・・という


準備ができていたのだと思います


だからって、それは諦めとかじゃなくってね


ほんの二日前に買ったばかりの車が


ガソリン満タンでガレージに置いてあったり


いつものように、数日分の食材が冷蔵庫に入っていたり



きっと、いつものように夕飯を食べて


多分少しテレビなんか見て


もしかしたら、明日はドライブにでも行こう、とか


晴れると良いなぁ、とか思いながらお布団に入って


で。そのまま、文字通り眠るように亡くなられたのですね



その話を聞いて


ぱっと見は孤独死、なんですけれど


残された方には後悔の残るような最期なのでしょうけれど


・・・上手く言えないけれど


多分後悔なんかなかったんだろうなぁ、と



うん。上手く言えないけれど


・・・