ぼくが ここに まど・みちお
ぼくが ここに いるとき
ほかの どんなものも
ぼくに かさなって
ここに いることは できない
もしも ゾウが ここに いるならば
そのゾウだけ
マメが いるならば
その一つぶの マメだけ
しか ここに いることは できない
ああ このちきゅうの うえでは
こんなに だいじに
まもられているのだ
どんなものが どんなところに
いるときにも
その「いること」こそが
なににも まして
すばらしいこと として
仲良くしていただいているブロガーさんが
先日、紹介されていた詩です
生きてるだけでいいんだよって
それだけで愛されているんだよって
きっとそういうこと
笑って、泣いて、それから怒ったり
あたりまえって思えることが
あたりまえに何でもできることが
どんなに運のいい事か
それがどんな奇跡なのか
私たちは知らなくてはいけないですよね