・・・んですって
「天文考古学入門」のお話
時期としては紀元前1000~紀元200年ぐらいの間
「シリウスは赤銅色に輝いていた」
という記録(記述?)があるらしいです
シリウスって地球から見える恒星の中では、一番明るい星
青白く光る綺麗な星ですよね
主星シリウスAとそれに連なる伴星シリウスBからなる二重星
シリウスBは白色矮星と呼ばれる、小さくて重い星です
で、まぁ。かつては赤色巨星であったハズだし
それであれば、赤く見えても何も不思議じゃありません
けど。確かに、星にそういう時期はあるのはわかるんですけど
『星の一生』の長さを考えた時、それってどうなんだろ?って感じです
あり得ない速さ
実際、赤色巨星から白色矮星に変わる際にでるガスの形跡だとかって
発見されてないのじゃないかしら
本当に赤く見えたのかしら?
それとも何かの例え?
紀元前100年頃の中国の記録には、「白い」と書かれていたりするので
何か別の解釈なり、意味なりがあるのかもしれないですね
・・・・・・
今回読んだ本ってかなり古い本なので、実はもう別の解釈が見つかってたりして
「天文考古学入門」難しかったけど、でも面白い本でした