じんましんの発生メカニズムと対処法についてですが、じんましんはいきなり出てしまうと焦ってしまいます。今回は、そのメカニズムと対処法について紹介しますね。
じんましんとは、皮膚の一部に赤みを伴う皮膚の盛り上がりができて、しばらくすると消える病気のことで、激しいかゆみを伴うこともあり、ストレスなどを感じたり、かきむしったりすることもあります。
じんましんには、アレルギー性のもと非アレルギー性のものがあります。アレルギー性じんましんの原因となるのは、食べ物、食品添加物、動植物などとなっています。これらに含まれるアレルギーの原因物質が、体の中で異物と認識されてしまうことにより、細胞から様々な化学物質が放出されて、その中のヒスタミンという物質が皮膚の血管を拡張させて、血液中の水分を血管の外に浸み出してしまうので、皮膚が赤くはれてしまうのです。ヒスタミンはかゆみを感じる神経を刺激するのでかゆみを伴ってしまいます。
アレルギー性ものは、食べ物や植物、薬剤などで起こるのですが、非アレルギー性のじんましんは、摩擦や熱さ、寒さが原因などで起こってしまいます。この場合かゆみを伴う場合と伴わない場合があります。
じんましんになったときには、できるだけ静かに過ごすようにして、じんましんのできている場所は冷たいタオルなどで冷やすようにしましょう。摩擦や圧迫、振動などを刺激を与えないようにすることが大切です。血行が良くなることにより、悪化してしまいやすいので注意しましょう。
じんましんの予防についてですが、原因が分かっている場合には、その原因と遠ざけることが一番の予防となりますが、原因がわからない場合には、食べたものや薬を飲んだ場合など、きちんと摂取したものを覚えておく必要があります。思い当たることがある場合には、血液検査をすることにより、原因を確かめることができます。
過労やストレス、睡眠不足はじんましんを起こしやすいといわれていますので、日ごろから規則正しい生活を心がけるようにしましょう。血行を良くするためにお酒や激しい運動をした湯船に入る人もいますが、それは控えるようにしましょう。
実際に、じんましんの対処法としては、冷やすということを頭に入れておくようにしましょう。じんましんは温めることにより悪化するので、じんましんが出来ている状態で、お風呂に入るのは避けるようにしましょう。