京都大学不正入試事件について考える | とーと伊勢のブログ

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京都大学に端を発した不正入試事件について考える。

結論も何も、不正行為を行った19歳の浪人生が悪い。
これは動かし難い事実として存在する。彼が悪い。



しかし問題は彼が行った行為では無い。
これを報道するマスコミの姿勢と、
被害者であるべき大学側への批判である。



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http://www.j-cast.com/tv/2011/03/04089649.html
「まず、大学がきちんと入試の監督ができなかったことを詫び、責任者を処分する。それから訴えるのが手順だと思う」(教育評論家・尾木直樹)



むりやり事件化
金曜メインコメンテイターの山口一臣・週刊朝日編集長は、この手のネットワーク型カンニング/問題流出は過去にもあったことであり、「再発防止は可能だった」と大学側の怠慢を言う。予備校生の逮捕についても、「カンニング自体を取り締まる法律はないのに、無理やり事件化していった」などと批判的にコメントした。


元プロ野球選手の長嶋一茂も、これは本当に深刻な事件なのかと疑問を呈し、「ボクも基本的に期末とか中間はカンニングしましたからね。だって、野球ばっかりやってたから試験勉強やる時間ないもん、オレ」と堂々告白。「みなさん1度もカンニングやったことないんですか、って?」と問いかけた。



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まず尾木直樹氏に言いたい。
大学側が監督が出来なかったことを詫びろというが、犯人の行為は全ての大学で行われている。
つまり、大学側は受験生がカンニングの誘惑に駆られるような受験体制を取ってはいない。
絶対にチートするのだという確固たる犯意がある者だけがカンニングできる状況にあったと考える。抑止としては十分だったのではないか。

どうして大学側が詫びなければならないのか。事実関係が良く理解されていない様だ。彼にはコメントする資格が無いのではないか。


日本は性善説を採っている。普通の人はやらないよね、やってしまったら後が怖いからね、判断は御自身でどうぞ、という姿勢。
だから最低限、コストを掛けないで出来る防衛策を講じている。


絶対に許さない、という姿勢になれば、監督官を2倍3倍に増やしても足りないだろう。
全教室に携帯電話の受信妨害装置を付けなければならないだろう。


今後の事を考えれば妨害装置は付けた方が良いと個人的には思う。
授業中の携帯電話の音は失礼だし、外部の資格試験で教室が使われていて、大学の収入源の一つでもあるからだ。


山口一臣氏に言いたい。
カンニングは事件である。
しかも京都大学は日本の大学の序列2番手である。中には東京大学を嫌って京大を選択する者もいる程、人気がある。
そこでカンニングが起きれば、ニュースだろう。アルファベットが書けない、分数の計算が出来ない大学もあるらしいが、それとは大違いだ。

「法律が無いから事件では無い」とは良く言った。法は人間の営みの後から作っていくものだ。問題視されないものは法にならない。
人の行いで問題となっていくから法が出来るのだ。
犯人の行いは問題なのだ。長い間問題視されてきた事なのだ。直接取り締まる法が無いとはいえ、生ぬるい法を適用出来るのだから、適用すれば良い。

法が無ければ何をやっても良いという発想は さすが朝日 と言わせてもらおう。
判らなければ盗電だって構わない(雲仙普賢岳)。取材の大義名分さえ有れば何をやっても構わない(沖縄珊瑚礁KYって誰だ)。
マスコミの欺瞞の御大将の言う事はさすがだ。



長嶋一茂氏に言いたい。
エスカレーター式に大学へ行った者は黙ってろ。大学入試試験と中間、期末試験とでは重みが違うだろう。
まして野球しかやって来なかった野球馬鹿は大学での野球特待生扱いだろう。極端に言えば名前さえ書ければ単位が取れた者が出しゃばる資格は無い。
一般学生は違った人生を歩んでいるのだ。一緒にするな。



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http://media.yucasee.jp/posts/index/6856


茂木健一郎氏「クズ朝日」「京大お前は死んだ」
2011年03月03日 18時00分


仙台市の予備校生(19)が逮捕された件で、脳科学者の茂木健一郎氏(48)が3日、自身のツイッターで、京都大学に「お前は死んだ」、朝日新聞に対して「クズ朝日」などと暴言を吐いている。

 「京都大学、お前は死んだ! お前は、もはや、世界的水準の、academic insutitutionではない!」とストレートに死亡宣告。東大OBの茂木氏だが、京大の自由でアカデミックな校風には一目置いていたという。

 さらには、事件を報道した朝日新聞に対しても「クズ朝日新聞が、逮捕されたとオレの携帯にニュース速報を送った」「日本のクズメディア、予備校生が逮捕されて満足か?」とした。



 さらには「クズ朝日、オレのツイートを読め」とまで言い切った。

 ただ、メディアの仕事も多い茂木氏だけに「クズ新聞、クズテレビ、クズ大学。オレは、お前たちと仕事をする時は、誠心誠意やるよ。とにかく、ベストを尽くす。一緒に仕事をする仲間は、心から愛する。身体を捧げる。しかしな、組織として、お前たちが終わっていることについては、一ミリとも譲らないぞ」とフォロー? した。



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茂木健一郎氏に言いたい。
悪いが日本国憲法にも記載がある。
第三十条  国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。

3年もの間、所得税の確定申告を怠った人物がでかい口を叩くな。
社会的良識を欠く者の言う台詞ではない。



京大が何をした。大学側は被害者ではないか。
新手の詐欺に遭って右往左往しているに過ぎない。
新手の詐欺は広く知れ渡るまでは実に有効なのだ。
今回、マスコミが報道してくれたお陰で、この手口が今後通用しなくなっただけだ。


朝日新聞への悪口は、、、許す。


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http://www.j-cast.com/tv/2011/03/03089516.html?p=all


「仙台の浪人生」カンニングごときで逮捕するな!警察に頼りすぎ
2011/3/ 3 11:59


コメンテーターの本村健太郎(弁護士)は「本人はカンニングのつもりでやったのであって、まさか偽計業務妨害といった犯罪になるとは思っていなかっただろう。ある意味で前途有望な受験生であり、逮捕されるかどうか微妙なところだ」と見ている。



ここで、キャスターのテリー伊藤が問題提起。
「学校のカンニングで警察に逮捕されるなんてことはなかった。今回、すごい前例をつくることになる。僕らの時代には、学園に警察権力が入ることには違和感があった」
学園紛争の時代を知る世代の中には、同様の思いをもった人も少なくないかもしれない。


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本村健太郎氏に言いたい。
逮捕が行きすぎかも知れないが、ヤフー等ネット業者に資料を提供させられるのは警察だけだから、警察が動くのも仕方がないと思う。
その結果として、逮捕、起訴も仕方がないと思う。検察がどう判断しようと勝手だが、そんなに重い判断にはならないと思う。



テリー伊藤氏に言いたい。
「学園に警察権力が入ることには違和感があった」、、、時代だよ。
そして、違和感を感じる世代の人達が学生運動のなれの果てに国会議員をやっている。しかも与党だよ。
そのなれの果てな奴等が国会で言論統制をしようと試みていて、国民に総スカンを食らっている事実を考えよ。

学生の自治と言いながら、遊び放題。教授連中を吊るし放題。で、大学も無試験で卒業させて、厄払いしただけの厄介者じゃないか。
大学の厄介者が社会の厄介者、国会の厄介者、日本の厄介者に育っただけの事。
昔の遊びが今には通じないよ。アメリカが許してくれた時代は過ぎた。周りの国は敵だらけで、もはや学生運動で遊ぶユトリは無い!
国の行く末を真剣に考えてくれ。自分の事を優先しないで。



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最後に、ちょっと変わった意見を紹介しよう。
こういうおおらかさが時に必要だと思うし、犯人とされた者も生きる術を得る事ができよう。
やっぱり日本に陸軍中野学校を再建しよう。中韓米ロに翻弄されない為に、外務省に足を引っ張られない様に。



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http://leibniz.tv/sttc.html

ボヤを大火事にするマスコミ 2011/ 3/ 3

 たかだか学生のカンニングで、新聞は一面で、NHKからトップ ニュースで、アナウンサーは神妙な顔して、一体 何なんだ? 連続殺人鬼が捕まったような騒ぎだ。

 自己の存続のために、数字のために、ボヤを見付けたら大火事にする。どっちが犯罪者だ?! 実質、マスコミの放火騒動だろう。いつものように、一個人にメディア総がかりで集団リンチだ。
 テレビ離れ、新聞離れへの危機感か。憐れだね。



 京都府警は「社会的反響が大きかった」と少年逮捕の理由を言った。「マスコミの騒ぎが大きかった」と正さんか。
 警察は警官が刑法を犯した場合も「不適切な行為」と言うところ。



 合否の不公正? そんなことを言うなら、普通に見て学力の足らんタレントやスポーツ選手を、イメージ アップのつもりか、ホイホイ合格させる不公正と大学への不信の問題はなぜ問わない?
 同時に、大学・大学院の“優秀なイメージ”は在学生・卒業生の財産。彼等の努力の賜としてあるのを、大学側が貶めている問題はどこ行った? 早稲田の零落を見ろ。
 少子化への危機感か。なら、統廃合が先だ。



 日本には国家情報機関がない。こういう見込みのある若者をスカウトして、防衛省でみっちり教育して諜報武官にしたらいいじゃない。旧態依然の善し悪しばかりを言ってたら、この国はドンドン廃れる。状況が変われば自分も適切に変わる、それが中庸。常に真ん中に居座るのは極端。