GHQによる日本洗脳計画 | とーと伊勢のブログ

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今の日本の現状を憂慮するブログ主としては、心配の種は尽きない。
焦りにも似た苛立ちを感じる事も度々ある。
そんな心境を慰めてくれる文章に出会った。
裏側からGHQの支配を解釈した文章である。
URLを手繰ればなかなかのオカルトで、以前にも素性を隠して紹介したブログであるが、なかなか一理あるので、その点には不都合は無いと思う。
皆さんに一読を願う次第である。


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http://inside-silvercord.blogspot.com/2010/01/3.html

■ かくして日本は骨抜きにされた――GHQによる日本洗脳計画について


ここに書かれていることは、日本人は事実として知っておく必要のある内容だ。
GHQのしてきた事は、いくら戦勝国であったとはいえ決して許されるものではないと思う。
彼らが広めてきた歴史認識は改められる必要があると私も思う。
だがここで、彼らの行動を注意深く観察して見ると、面白い事実にぶち当たる。
もちろん、彼らが自らの罪を覆い隠すためのスケープゴートとして、日本やドイツを悪に仕立て上げ、利用したのは事実であろう。



だが、ここで考えてみて欲しい。
日本と同じ様に悪と位置づけられたドイツは今現在軍隊を持っているし、軍事力を行使する事を認められている。
いくら、ヒトラー一人に罪を擦り付けたとはいえ、彼一人で戦争をすることは出来ないのだ。
当然ドイツ国民も無関係では無いはずである。
にもかかわらず、その事を責められる事もなく当たり前に過ごしている。
それなのに、日本に対しての徹底振りはどういうことだろう?
日本側が積極的に求めてこなかったと言う事もあるのだろうが、アメリカ側も軍事力で国際貢献しろと大きな圧力をかけてくる事はなかったように思う。
それらの行動に、アメリカのみならず戦勝国側の心理を垣間見る事ができる。



彼らは、日本人に対して無意識のうちに、大きな恐怖心を抱いているのではないのだろうか?
他のアジアの国とは少々勝手が違うという認識は、戦前から抱いていた事だろう。
だが、実際に戦争で戦う事で、その違いをはっきり認識したはずである。
自分達の常識が全く通用せず、少々脅したところで怯むことなく立ち向かってくるどころか、恐怖心と言うものが存在していないかのように思えた事だろう。
それは、彼らとしては堪ったものではなかった様に思う。



戦争末期の特攻隊や人間魚雷など、いくら当時の事情があったにしても、人間の命を弾丸として送り込む判断は愚策としかいいようが無いであろう。
だがそれらの作戦は、アメリカを始めとした連合国軍側に日本と言う存在を強く刻みつけ、大きな恐怖心を植えつけるという結果をもたらした。
彼らには、日本が怪物に思えたことであろう。
圧倒的優位にありながらも、日本と言う名の怪物に怯えていたに違いない。
だからこそ、GHQは天皇陛下を亡き者にしようと考えたのだろう。
だが、もし天皇陛下に何かあれば日本国民が黙ってはいない。
そんな事をすれば火に油を注ぐことになり、手が付けられなくなるのは明らかであった。
だからこそ、天皇陛下を日本国民に対する抑止力として生かし、罪の意識を植え付け、国民の意欲を失わせ、従順な羊に仕立て上げる事にしたのだ。



その裏で、従順な羊の振りをしがら、実は国益の為に奔走していたのが戦後の日本政府の実体だろう。
あえて従順な振りをして国力を蓄え、国民の生活を安定へと導き、その一方で血生臭い戦争などと言うものに直に触れることなくアメリカに守ってもらっていたのだから、日本政府もなかなかどうして良い面の皮である。



大体、アメリカが日本に軍隊を駐屯させている理由だって表向きは色々あるだろうが、実のところは、日本に軍事力を強化して欲しくないからなのではないのだろうか?
日本の軍事力が強化された後に事実が明らかになった時の事を考えると、報復が恐ろしくて夜も眠れないのではないのだろうか?
それ程、戦時中の日本軍が怪物と思えるくらいに恐ろしい存在であって、今でも彼らの心を蝕んでいるのではないのだろうかと思えるのだ。
だからこそ、自国の防衛力を割いてでも日本に駐屯し続け、日本が軍事力を強化しないように監視しつつ守っているのではないのだろうか。



日本の戦後復興の勢いには凄まじいものがあり、それも彼らの恐怖心を上塗りするのに一役買っていることだろう。
『あれだけ徹底的に叩いたのにまるで応えていないようだ!』と思われても不思議ではない。
原子爆弾で攻撃された広島や長崎を始めとした日本の主要都市の今現在の発展振りを見れば、その回復の速さに驚愕したことだろう。



今現在の日米関係を見ると、表向きは日本が不利なように見えるのかもしれないが、必ずしもアメリカが優位な形では無いと思える。
それこそ、アメリカの恐怖心に付け込んで、表向きは弱い日本を装い、その裏で国益の為に働き、今だに弱い立場を演じている日本政府は相当強かではないのだろうか。



それも現政権により打ち崩され、今までの蓄積が破壊されつつあるから、今後は世界の中での日本の立ち位置を変える必要があるだろう。
それはまた、後の政権に委ねられることなので、今はあえて何も言うまい。


(2009年11月3日~4日)


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如何であろうか。
物事は一面だけ見ていたのでは、理解出来ないものらしい。
表も裏も、試し賺しつつ見てみると、意外な事が発見できるかもしれない。
世の中、全てが悪い方向に向かっている訳でもなさそうだ。



今の民主党政権も、自民党政権が作り出してきた政治的な垢を拭い去るためには必ず必要な手順だったかも知れない。
今後の日本が何処へ行くのか判らないが、少なくとも過去の呪縛を解きほぐす方向へ進むと思いたい。
決して真っ直ぐにそちらに向かうのではなくて、螺旋状に行きつ戻りつ、それでも出口は一カ所で、日本人が本来求めてきた価値観の中に収束していく様に思う。




世界の人達の視線が日本に集まってきている。昔の興味本位のステレオタイプな見方から、日本人の持っている価値観、宗教観、自然観に興味が移ってきている。
そこには、西欧の人々が持っていない、又はキリスト教誕生以来忘れ去られてきたケルト文化に近い価値観を、日本人が捨てていないことに興味を持っているらしい。

極端な物言いをするとすれば、キリスト教の役割が終わりつつあるのかも知れない。
今までキリスト教は必要だった。

しかし、キリスト教が育んだ文化文明が結局のところ何をもたらしてきたのかを考えるとき、キリスト教=西欧的価値観の行き詰まりを彼らは肌で感じているのかも知れない。
但し、まだまだ彼らは中国、韓国の儒教で縛られた上下関係と日本の価値観が異なっている事を真に理解していない。
だから、中国と日本をゴッチャにして、中国礼賛を言う者も居る。しかし、知識を得れば日本はアジアの中の一国という括りで理解出来ないものを知るであろう。



日本だけが、特殊なのだ。別に選民思想に駆られた訳では無い。

日本は世界の中の社会の実験室なのだ。だから不幸なことも真っ先に起きる。

天災や人災も極端な形で生ずる。原爆もそう。

公害問題が深刻だったのは国土が狭く人が密集して生活するからで、土地が広い国ではその恐ろしさは直には感じなかったであろう。
しかし、日本で起こったことは必ず他の国でも起きていく。

経済不振もその一つかも知れない。皆が日本の轍を踏まない様に注視している。



だから、日本が成功する事が世界の安心を生む。経済力に拘らなくても良いではないか。

人が安心して暮らせる事とはどういう事か、日本が世界に示す価値観とは、このことではないだろうか。

日本の普遍な価値観を世界中に実現させたい。

覇権でもない。文化的侵略でもない。何も押しつけない。

世界が勝手に見習う様な「人としての普遍的価値観」を日本は守り育てていけば良い。





世界は日本を見ている。




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