登場するのは青山ミチ、カルメン・マキ(写真)、草刈政雄、泉アキ、そしてハーフではないが宮沢りえーー。
遥か昔、クラウンレコードから「叱らないで」でデビューした黒人米兵と日本女性との間に生まれた混血歌手の青山ミチもそうだ。
母親はやはりカルメンと同じに米軍兵士に一夜の快楽を与える職業(都下福生市)だった。もちろん、ミチは父の顔も名前も知らない。
が、歌唱力は文句なく、歌もヒットし周囲からも大きな期待をされトップスターへの道も約束されていた。私も仕事の関係で何度か逢ったがボディのセクシーさ は見惚れるほどだった。が、歌が売れ出すと男に狂って仕事に穴を開け、関係者を振り回す日々が繰り返されやがて消えて行った。
私がソニーレコード発足第一回オーディション審査委員長で発掘した寺山修二の天井桟敷所属のカルメン・マキ(本名・伊藤マキ)もそうだった。
彼女も白人米兵と日本人女性との混血で、母親はやはり米兵相手の夜の商売をしていたようだ。
オーディション曲は寺山修司の『時には母のない子のように』だった。私はカルメン・マキそのものは私生活のだらしなさを一見して読み、好きではなかったがこの作品は売れる、と直感して強引にデビューを決めたのだが、これがひどかった。
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