また、もうすぐ卒業式の季節がやって来るが、特に東京都においては石原慎太郎知事の下、「愛国教育」が進められ、国家斉唱時、起立して歌わない教師には停職3カ月の処分が下る。
 それにも拘わらず、なぜ、従わない教師がいるのか。
 そのカギは、2つの事実にあるようだ。
 第1に、「君が代」が国家として正式に認められたのは1999年に「国旗及び国歌に関する法律」が成立して以降のことなのだ。
 第2に、同じ敗戦国のドイツは、ナチス政権時代を反省し、戦後は国歌を変えようという議論が起きた。結局、同じ国歌を使っているが、しかし、ナチス時代に国歌として歌われていた覇権色の強い1番の歌詞ではなく、3番が国歌となった。そして1番を公然と人前で謳うとネオナチ疑惑がかけられる
 これに対し、わが国はあの戦争についてこの間、何ら国として検証せず、当時の歌が最近になりそのまま公認されたことに、国家による「強制」=「子供を再び戦場に送るな」の気持ちで、一部教師は反対している。この問題の根は深い。


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