観戦しました | 絶望生物系の熱弁

観戦しました

朝まで生テレビ、面白かったですね

いつものアホな政治家の口喧嘩と違って、学者の議論は濃かったです←

ただ、説明が下手・・・ lol

途中カタカナ語ばっかりになって、別の人が通訳みたいになってたし

でも、やっぱり全体的にロジカルな討論だったと思います



と、ここまで抽象論を並べてみましたが

どうなんでしょう、温暖化?

っていうか、そもそも温暖化なの?寒冷化なの?っていう問題があって

女のジャーナリストの人が支持者の数を論じて、あの場で1対1で議論すること自体ナンセンスである、みたいなことを言ってましたが、それは間違いだと思います

科学は多数決によって決定されるべきものではありません

いまでは常識となっている学説の多くは、最初の頃はマイノリティだったわけで

ジャーナリスト的意見だな、と思いました

いかにも一般の人が食いつくような論の進め方

ちょっと違和感を感じました

ま、そういう人を含めて議論することにも意義はあるんでしょうけど

そして、肝心の、「で、どっちなの?」って話ですが、

・・・??

話を聞いた限りでは、どっちの学説にも思い込むに足る証拠があり、確信するに足る証拠はないように感じました

だから、一時期の「STOP!温暖化!」の物凄い風潮に比べ、最近では寒冷化もテーマとして僅かながら扱われるようになったことは、いいことだなと思ったりしました

マイノリティだからって圧制することなく、これからも議論してってもらいたいなと

オゾン層破壊の主犯もフロンじゃないみたいですしね

結局、何年か待てば答えは出るんでしょうが

そうも言ってられないわけで

“エネルギーの節約”ということは、どちらにせよ(温暖化を食い止めるという意味でも、寒冷化したときに備えるという意味でも)必要なことなので、その議論を聞けたのはよかったように思います

そこで、課税か排出権取引かということですが

コレについては、論理的ではない感想になってしまいますが、排出権取引は怖いですね

田原さんも言ってましたが、サブプライムの前科があるわけで

ちょろまかしたり、すぐできそうに感じます

そして、その分配を政府に任せるのも怖い

新たな権益が生まれることになるのは・・・ねぇ?←

とにかく、「あ、いいね!」とは思えません

そうなってくると課税になるんでしょうけど、それも・・・慎重にやってもらいたいですね

結局は政府の裁量になるわけでしょ

そこら辺のザックリした話はもう少し聞きたかったです

「欧州では・・・」とか「アメリカでは・・・」みたいな意見が多かったですが、もちろん大いに参考にはなりますが、やはり日本独自の状況に合わせた思考が必要なのではないでしょうか

話が逸れますが、イルカ・クジラ漁の問題だってそう

ウチの文化です!!ってこと

だいたい、イルカ・クジラがダメで牛・豚・鶏を屠殺してもいいなんて考えの根拠はどこにあるの?

欧米諸国の意見は感情的で自己中心的で論理的整合性に欠けます

イルカ漁の映画を流してるなら同時上映で牛の屠殺の映像も流せばいいんです

世の中きれいごとを言う人多過ぎ

マジで、みんなアホです

あ、参考資料→http://www.cyzo.com/2009/08/post_2650.html

話を元に戻すと、つまりもっとローカルな議論を聞きたかったな、と

日本固有の文化を生かしたエネルギー削減の方法とか

それは、課税や排出権取引に大きく反映されるようなことではないかもしれませんよ、きっと

あと、チラッと風車(風力発電)のことを口にしてた人もいましたが、あれも人体への影響の有無が問題になってるし、その辺の話も聞きたかったかな



まぁ、でも、全体的に面白かったです

もっと聞いてたいって思いました

やっぱり、しっかりしてる人の議論・討論っていいですね