何と言えばいいか…。 | 毎日が熱帯夜改め、毎日曇天。 ~君、ついでにハノイに逝ってくれるか?~ 

毎日が熱帯夜改め、毎日曇天。 ~君、ついでにハノイに逝ってくれるか?~ 

流刑の地、マニラに3年半。やっと娑婆に戻れるかと思った矢先、飛行機は貿易風に流されてインドシナ半島の東に。
ハノイに来てしまいました。また戦いが始まっております。
今度の戦いは、少々いやらしい感じ。でも負けちゃいられない。

東日本大震災。


不謹慎ながら、こんなに大変なことになるとは思いもしませんでした。


先週金曜日、ちょうど出張業務の最終日。

フィリピンからのお客さん2名をアテンドして、午後から京都に観光に連れ出していたときでした。

大阪でも揺れたそうですが、ちょうど京都駅構内を歩いていたもんでそれに気づかず、タクシーの運転手さんから「三陸沖で大きな地震があったみたいやで」と聞かされ、これまた不謹慎ながら、あのエリアは比較的地震が頻発しているところでもあり、それほどの被害もないんだろうと考え、平安神宮と金閣寺を回っておりました。

ぼちぼち大阪に戻ろうかというころに、2名の携帯に大量のテキストメッセージが届き始めました。内容は安否確認です。そのあたりで、若干いつもと違う雰囲気を感じながら、タクシーたまりで運転手同士の話が聞こえてきまして「10mの津波が来たらしい」と…。


早速ワンセグで状況を見てみると、とんでもない状況。


ただ、私から2名には「800km以上離れているので大丈夫。安心していいよ。」と言うことくらい。

でも、地理的にも宮城沖の地震で、大洗や千葉の内房の工場までが被災しているのをみて、これは神戸どころではないという感覚を持たざるを得す、ただ、彼らを不安に陥れないように、気休めでしかない言葉を自信を持っていってあげることしか出来ない状況でした。今回の私の仕事は彼らを無事マニラに連れて帰ることですから。


私自身も急いで会社に連絡を取って、安否報告を行い、併せて同行者の関係者にも安否情報を廻すように指示し、何とか落ち着いた状況になったようです。こういう状況では携帯での連絡はSMSが一番有効な気がしますね。電話や電子メールベースですとやはり輻輳で通信が通りにくいようです。

海外向けの電話、輻輳が激しく、初めて英語アナウンスでの「地震のため通話が混雑しております、後ほどおかけください」メッセージを聞きました。


土曜日、関空からのフライトでしたので、特段遅れもなくマニラへの帰途に着きました。

同行の2名は離陸した瞬間、たぶんものすごく安心したんじゃないかと想像します。異国で災害にあうほど不安なことはないというのは容易に想像できます…。


地震から4日目、ニュースは時間が経つのに比例して悲惨な状況があらわになってきています…。


現地に行って何か出来るわけでもなく、遠隔のフィリピンから出来ることで支援したいと思っています。

1人でも多くの人が1日も早く、元の生活の戻れるようにお祈りいたします…。