「絶版です。」
「この本は現在取り扱われておりません。」
うおおぉぉぉお。この文字を見たら興奮するのは私だけでしょうか。
絶版。
絶版って、ドキドキする。
「小さなわたしさん」という本。たまに思い出すあの本。
先日、気になって検索してみたらそうか。絶版なのか。
私の家になぜか奇跡的にあったあの本です。
私の小さいときに住んでいた家は不思議な状態だったので、誰のものかも分かりませんがあの本がありました。
検索してみてもヒット数が少ないです。絶版だから?
あの本は、読んだ人なら忘れられないと思います。
なんとも言えない不思議な本です。
調べてみると4件ありました。その本について書いてる個人の方が。
うち1件はリンク先がエラーだったので実質3件でしょうか。
これは感動してしまいます。言葉は違ってもみなさん同じこと、もう一度読みたくなるあの本、なぜ絶版なのでしょうか。
表紙の絵もないですし・・・と思っていたら!
表紙の写真を載せてる方が3件の中にいらっしゃって、開いた口がふさがらない状態になりました。
同じことを考えてると思うと、たまらなくうれしいですね。
とても久しぶりにあの絵を見て、しばらく放心状態になっていました。
作者のE.E.カミングス氏を調べてみました。
(以下、wiki より引用)
カミングスの詩は「愛」「自然」のテーマや「個と全体」「個と世界」の関係を扱うことが多い。また風刺に満ちている。
それはしばしば、読んだだけではほとんど意味をなさず、声に出して読んではじめて、意味や感情がわかることもあった。
カミングスは画家でもあり、プレゼンテーションの重要性を理解していて、いくつかの詩には「絵を描く」ための活版印刷を用いた。
読者は時々、カミングスの詩で耳障りで不可解な効果を味わう。なぜならそれらの詩は、典型的な英文を生む従来の組合せの法則に従っていないからである。
ところどころ抜き出してみました。
もちろん翻訳や絵の方もですけどね。この人が気になって。
この文章から想像すると、ワクワクするような、なんといえばよいか・・・。
好きです。カミングス氏。
幼いころから風刺的なことが好きだったのかもしれない。
あれは風刺だったのだろうか。
あのお話は答えの出ないような深さがたまらない。
「小さなわたしさん」
旺文社ジュニア図書館
出版は1979年。
何度も何度も読んだけど、あの強い力はなんなんだろう。
不思議すぎて少し怖い、だけどまた読みたくなる。
E.E.カミングス作 ふじとみやすお訳 くわばらのぶゆき絵
あの本に出会えてよかったなぁ。
言葉の力ってすごい。
また、あの絵も印象的なんだ。ほんとにまた読みたい。
そういう本であったり、ブログであったり、そういうものに出会えることは素晴らしいことですね。
あー、感動した。