新しいCAD/CAMを導入するのだが、 何か助成金はないだろうか | プロコーチの戦略思考|高木鉄平

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さて先日こんな質問がありました。「新しいCAD/CAMを導入するのだが、
何か助成金はないだろうか」という質問です。ないことはありませんよ。
例えば6月に募集される「革新的低炭素技術集約産業国内立地推進事業助成金」です。
設備費用の2分の1が対象です。

条件は、世界最先端レベルの革新的な技術を活用することにより、
大きなCO2削減効果が期待できる製品又は部材のライン設置が対象で、
CAD/CAMやマシニングセンターの導入などです。
発電用関連部材の開発、エコカー関連部材、リチウム電池関連部材、LED、
風力発電関連部材・・・・・などの会社(大企業含む)が合格しています。

いや、うちの会社では直接CO2削減ではないが、CAD/CAMを導入するんだ、
という場合は対象になりません。それでは答えになりませんね。
CAD/CAMを導入して何かを開発する・・・・・ということになれば助成金の対象になります。

「何かを開発するためにCAD/CAMが必要」となれば、開発期間のリース料相当額が
助成金の対象になります。
1年かけて開発する、のであれば導入費用1,300万円÷5年リース=260万円が対象になります。
「何かを開発し国内・海外で販売する」ことをテーマにして経営革新計画を申請→
新製品開発助成金申請→展示会関係助成金申請などの申請スケジュールが出来上がります。
がんばりましょう。もちろん1月には24年補正予算大型助成金申請を心掛けておきましょう。