限りない明日をみつめて
1980年6月5日リリース
ライブアルバム(録音1980年4月20日)
復刻アルバム企画の第7弾の中の1枚。
アルバム名も聞いていたし、何曲かは聴いた事もありましたが、改めて西城秀樹の歌唱力に愕然としました。
このステージの為だけに書き下ろされた曲は、確かに歌い込みは少ない感じはしますが、それでも、あの難解極まりない曲達を歌いこなす秀樹さんの技量と、歌へのチャレンジ精神は大変なものだなぁ、と改めて感じさせられました。
特に、『僕のたどった道』という、秀樹さんの生い立ち(事実なのかは私にはわかりませんが)を歌にした短い曲のメドレーでは、まるでディズニー映画を見ているような気分にさせられました
秀樹さんは『ラバになった王様』で主題歌の“ラッキー・ムーチョ”を、素晴らしく、それはそれは素晴らしく歌い上げてますが、1980年の20代の頃であれば、主人公の役なんかも絶対お似合いだったはず
私の大好きな『アラジン』の主人公“アラジン”役なんか、最高にお似合いなんじゃないかなぁ
ちょっとハスキーで、鼻にかけると少しお茶目になって、甘え上手な甘い声も待ち合わせてるし、でも、男らしい太い声もしっかり出せて…。
そして何より素晴らしいのは、それをセリフだけでなく、歌でも使い分けられる事
『アラジン』の声優さん、勿論素敵ですが、歌になると声が一本調子になってますよね?(すみません何度も見た映画なのですが、記憶違いであれば謝ります)
ここで言う“一本調子”というのは、歌唱ではなくて、声そのものの事です。
歌唱は色んな抑揚もあって素敵ですが、声色の変化は少ない。
それに比べて、ジーニー役の山寺宏一さんは、セリフも歌も、声色を巧みに使い分けてる、という印象があります。(私はジーニーの歌のシーンが大好きです
きっと、秀樹さんも山寺宏一さんに負けない素晴らしいセリフと歌唱とで、日本中を虜に出来たのでは??なんて思っちゃいました。
ただ、それにはあまりにも“西城秀樹”の認知度が高すぎたのかもしれませんね
それはそれで嬉しい事ですが
まだ、3回くらいしか聴いていないので、これからじっくり聴き進めていきたいと思っています。
ただ、他にも聴きたいアルバムが…
1日が24時間じゃ足りないわ…。