の〜

First  Flight

1978年12月20日　リリース

全編曲：大谷和夫

Sweet Half Moon

作詞：小林和子　作曲：西城秀樹

その愛は

作詞：宮下康仁　作曲：西城秀樹

おぼえているかい

作詞：かぜ耕士　作曲：芳野藤丸

ドライ・マティーニ

作詞：小林和子　作曲：西城秀樹

Je T'aime

作詞：小林和子　作曲：西城秀樹

Love is Beautiful

作詞：宮下康仁　作曲：芳野藤丸

海辺のまぼろし

作詞：三浦徳子　作曲：西城秀樹

愛のバラード

作詞：たきのえいじ　作曲：芳野藤丸

東京スカイ・ラウンジ

作詞：小林和子　作曲：芳野藤丸

バリエーション

作詞：たきのえいじ　作曲：芳野藤丸

If You Love Me

作詞：三浦徳子　作曲：西城秀樹

復刻アルバム第二弾として、発売されて、出会ったアルバム

秀樹さんが作曲していたなんて、ファンになる前は、全く知りませんでした

ただ、あまりにも同時発売された『Feeling  Free』が好き過ぎて、出遅れた感はあります。

あくまで個人的な好みですが、アルバム全体としては『Feeling Free』に軍配を上げさせて頂きたい

勿論、この『First Flight』も購入当時からちょこちょこ聴いてはいましたよ

ただ、最近更によく聴くようになり、改めて、秀樹さんの歌唱の素晴らしさ、そこから放たれる世界観にウットリしています

以前も書きましたが、『バリエーション』なんか大好きだし、最初はあまり好きになれなかった『Sweet Half Moon』なんかも、今では大好き

そんな中、『愛のバラード』です。

街は枯葉しきつめて

秋の終り告げて行く

季節をつづるアルバムが

静かにめくれて行く

白い雪にうもれても

寒くはない今はもう

私のそばにいつも

あなたがいるから

愛し合う喜びを

教えてくれたあなた

さり気ない優しさに

心は引かれてゆくの

たとえ風が吹き荒れても

離れはしないわ

窓を閉じたこの部屋に

二人だけの夜がくる

暖炉の灯りだけが

心を揺らすわ

見つめ合うひとときに

ふくらむこのしあわせ

熱い素肌を重ね

あなたに抱かれて眠る

たとえ風が吹き荒れても

離れはしないわ

サビの、あの、伸びやかな歌声。

真っ直ぐに、恐れる事なく、なんの迷いもなく届く声。

『心はひかれてゆくの〜』の

の〜は、最高です

好き〜！！！

好き過ぎ〜！！！

あくまでも素人考えですが、“の”の、母音（お）を、最初は力を入れて出すのですが、終わりの方は弛緩した“お”にしてると思うのです。

ただ、こうすると、私なんかは音が下がってしまいます。秀樹さんは勿論、音程はズレません。

これって、プロなら誰もが出来る事なんでしょうか？私が他の歌手を秀樹さんほど突き詰めて聞いてないだけかしら？

このサビの歌い方で、この曲が、よりドラマティックになる気がします。

そんじょそこらの歌手が歌っても、こうはならないと思いますけどね

秀樹さんの長所を存分に発揮させる作曲ですよね〜　さすがわかってるわぁ〜、藤丸さん

ただ、あまり歌詞が頭に残らないのは、私の頭が悪いせい？秀樹さんの歌声に、頭の機能が全て奪われている感じなのです。

歌詞カードを見ながら書いてますが、“あ、そんな内容だったのね”と、改めて認識しました

こう考えると、やっぱり、『傷だらけのローラ』や、『サンタマリアの祈り』くらい、強烈な内容じゃないと、あの歌唱に飲まれてしまうのかもしれませんね。