抱擁/春・夏・秋・冬
1976年11月25日 リリース
スタジオアルバム『若き獅子たち』収録曲
作詞:阿久悠 作曲・編曲:三木たかし
このアルバムは、全曲、
作詞:阿久悠
作曲・編曲:三木たかし
ですね。
阿久悠さんが、他のアーティストにどんな曲を書いたのか、どんな風にそのアーティストを映し出そうとしていたかは知らないので、何とも言えませんが、
このアルバムは、『秀樹さんで遊んでる』と感じます。さぞや楽しかったでしょう。自分の描いた世界を、こうも鮮やかに歌にしてくれるのですから…
阿久悠さんと三木さんの世界が、上へ下へ、右へ左へ、と蠢き、秀樹さんの歌唱によって一つにまとまっていく感じがします。
“若き獅子たち”の前の長セリフ…
これは何度聞いても、どうしてもハッキリとした意味というか意図というか、それは私にはわからないままです、いまだに。。
(どなたか教えてください)
ただただ、“秀樹さんすげ〜”としか…
と、前置きが長くなりましたが、
この『夏』です。
短い曲で、秀樹さんからひたすら懇願され続ける内容ですが(懇願されたーい)
季節が夏だと感じたら
ためらいを捨ててほしい
つつしみを捨ててほしい
はじらいを捨ててほしい ほしい
ぼくから体をはなすことなく
ぼくから情熱を受けてほしい
最後の
“いっ〜に
やられますね。
ここだけを
何回聴いた事か…
“ためらい”も“つつしみ”も“はじらい”も
かなぐりすてます!