ブードゥー人形って知ってますか?

一時ブームになったあの毛糸をまきつけたようなかわいらしいお人形です


街でもよく女性が携帯や鞄からブードゥー人形をぶら下げてるのを見ましたね


最近見なくなりましたが、あの人形達はどこへ行ったんでしょうか


実は僕も以前ブードゥー人形を携帯ストラップ代わりにつけていました


会社の先輩がお土産で買ってきてくれたんです

たしかご当地ブードゥーかなんかだったと思います


キティもスティッチもまりもっこりもなんでもご当地グッズになる時代です

珍しいことではありません

ただ僕はこういうキャラものがあまり得意ではなかったので

家にしまっておこうかなぐらいに思っていました


ところが先輩に

「トロスケ君は絶対に身に着けといたほうがいいよ」

と強く言われてしまい、僕はしぶしぶ携帯にとりつけることにしました


人形を見につけて数日後


車で家に帰る途中のことです


ふと携帯を見ると


なんと携帯につけていたはずの人形がなくなっているではありませんか


「やっべぇー・・・」


それでなくてもお土産をくれた先輩は怖い人・・・

なくしたなんて死んでもいえません・・・


僕は急いで人形をさがそうと

車を停めました


「会社出るときはあったんだけどなぁー・・・・」


助手席の椅子の下を除いた瞬間


ドンッと頭の方で鈍い音がしました


急いで顔を上げると


目の前で衝突事故が起こっていました


僕を追い越していった車と横から飛び出してきた車とが

ガッツリとぶつかっていたんです。





もし僕が途中で止まらずそのまま走っていたら・・・・・・





あとからブードゥー人形を調べてみると

別名「身代わり人形」とも言われていることがわかりました






人形は結局見つかりませんでした。







にほんブログ村 小説ブログ ホラー・怪奇小説へ
にほんブログ村

ランキングに参加しています

宜しければクリックお願いいたします



人気ブログランキングへ

1票がとても励みになります

よければ投票お願いいたします

「あ!これ幻のキャラクターゴリラックマのぬいぐるみじゃないですか?!」


「いいから早く手を動かしなさい!!」


僕の後頭部に衝撃が走った

今日はグーで殴られたらしい


先輩に怒られつつ

梱包作業を進めていく僕


今日はご遺族の依頼で遺品整理にきています


亡くなられたのは

今年一人暮らしをはじめたばかりの女子大生


自宅で死んでいるところを同じ大学の友達に発見されたそうです


なんの連絡もなく学校を休み続け

メールしても返事はなく電話も出ないということで

心配した友達が大家さんに頼んで鍵をあけてもらったところ


ベットの中で静かに息を引き取っていたそうです


念願の某有名大学に合格し

憧れの一人暮らしをはじめたというのに・・・・



自宅に置かれた遺品たちは

本当に亡くなった人のものなのかと思わせるほど

かわいらしくキラキラしたものばかりでした

友達と写ってる笑顔の写真が部屋の壁にたくさん貼ってありました


フライパンや鍋もまだ使い始めたばかりで

食器も家具も真新しくこれからの生活を待っていたように見えました


ラメラメした携帯には未だに友達からメールがきているようで

僕がここで作業をはじめてからも何度となく着信音が鳴っていました


ノートの束を整理していると


バサッ


うっかり一冊のノートを落としてしまいました


「いけね」


慌てて拾おうとすると


1パージめくれた、そのノートには一言


「闇」


と書かれていました


「?」


僕はそのノートを手にとり

ページをめくった



闇闇


闇闇闇


闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇


そのノートは1ページごとに闇という文字が1文字ずつ増えていった


闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇




闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇




闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇




僕はまたノートを落としてしまった



知らない間に大量に汗をかいていた・・・


この部屋の空間には全くマッチしない

このノート・・・・違和感というより恐怖に近いものを感じました


僕はこのノートを遺族に送るべきか一瞬悩みましたが


ご遺族から「遺品は全て送ってください」と頼まれていたので

僕はそっとダンボール箱につめました。




彼女の中の闇がなんだったのが

僕にはわかりません。




ただ笑顔の写真達と一緒に収められた闇ノートから

彼女の彼女にしかわからない心の声が

少しだけ聞こえたような気がしました







にほんブログ村 小説ブログ ホラー・怪奇小説へ
にほんブログ村

ランキングに参加しています

宜しければクリックお願いいたします



人気ブログランキングへ

こちらも投票お願いします

一人暮らしの女性がお亡くなりになりました


彼女にはとても可愛がっていた子犬がいました。


出棺の時


遺族のお願いで自宅を経由することに


自宅の前に行くと妹さんが


「ほら、○○ちゃんもお別れをいいましょうね」


と子犬を柩のそばまで抱いて連れてきてくれました


不思議なもので、わかるのでしょう・・・


蓋の閉まった柩の中に大好きなご主人がいることを。


子犬は必死に足をばたつかせてご主人のところへ行こうとしていました。


「お顔・・・見せますか?」


通常、会場を後にした場合

柩の蓋を開けることはしないのですが

子犬のあまりの必死さに

僕は最後に顔を見せてあげたいと思い


柩の蓋をあけ

子犬にご主人の顔を見せてあげました


子犬はさっきまでばたつかせていた足をとめ

ご主人に「くーんくーん」と何かを話しかけているようでした・・・


その姿はあまりに悲しく

僕は直視できませんでした。


子犬を一緒に火葬場に連れて行くことはできないので

ご自宅で子犬と最後のお別れをし

火葬場へ



収骨に呼ばれるまでの間

僕は先輩と火葬場にある食堂に飯を食いに行きました


「あの子犬どうなるんでしょうね」

僕がそばをすすりながら先輩に聞いた


「うーん。多分妹さんが引き取るんじゃないかな」


「なんだか見てて切なかったですよ」


「私もああいう場面には何度か立ち会ったけど。

不思議なもんでね。わかるみたいだよ。自分のご主人がもう、この世にいないんだってこと」


「・・・不思議なもんですね。」


程なくして収骨に呼ばれた


通常収骨は火葬場の職員と遺族で行うのですが

人手が足りないときは葬儀屋も一緒に入ることがあります


今回は僕も一緒に入ることになっていました。


収骨室に入るとさっきまで眠っていた女性が白い骨になっていた


箸で大きな骨からひとつひとつ丁寧に拾っていく


ふと違和感を覚えた。


「・・・・あの・・・・なんか骨・・・多くないですか?」


「え?」


職員が手を止めて骨を見渡す


女性一人の遺骨にしてはあきらかに骨が多い

しかも


「あ」


なんと女性の遺骨の骨盤あたりに小さな頭蓋骨があった


妊娠してたのか?

いやちがう

これは人間の骨じゃない


「○○ちゃん・・・じゃない?」


妹とさんが子犬の名前をおそるおそる言った


「でも・・・確かに家においてきたのに・・・」


「・・・・・」


誰もがしばらくの間この光景にを信じられずにいました






子犬はずっとご主人と一緒にいたかったのでしょう。






だけど、どうやって柩の中に?






それはいまだに謎のままです。





にほんブログ村 小説ブログ ホラー・怪奇小説へ
にほんブログ村

ランキングに参加しています

宜しければクリックお願いいたします



人気ブログランキングへ

こちらも投票お願いします