今週は少し時間が取れたので、長い間、未視聴で放置していた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を重い腰を上げて観ることにしました。(公開から9年も経過していた・・・)

 

昨日の記事では、なぜ「Q」を観ていなかったのか、どうして観ようと思ったのかについて書きました。今日の記事では、「Q」を観た感想について書いていきます。

 

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まず最初にお伝えしたいのですが、難しいことは書かないです。宗教の知識はあまりなく、メカやアニメについても特に詳しくないので、分析・解釈サイトのような深い考察ではなく、友人と映画を見終わった後にカフェで感想を言い合っているような感じで書いていきますね。

 

一番印象深かったのは、ツカミであるUS作戦とAAAヴンダー起動のシーンでした。もうBGMが反則です。

ナディアですよ、ナディア。自分が中学生の時にドハマリして、何度も何度も観た大好きだったアニメのよりすぐりのBGMがリメイクされて、さらにかっこよくなってドーンと流れてきたため、心がものすごく揺さぶられました。

 

特に当時大好きだった「起死回生」が流れたときは、まだストーリーもまるでわかっていないにも関わらず懐かしくて涙が出てきました。

さらに反則だったのが、ヴンダーのクルー:高雄コウジ役の声優が大塚明夫さんだったこと。大塚さんといえば、圧倒的に「ソリッド・スネーク」のイメージが強いですが、それと同じくらい自分にとっては、ナディアの「ネモ船長」のイメージがあります。

 

そんな「ネモ船長」がナディアのBGMが流れるなか、ヴンダー起動の掛け合いをしているわけですから、そりゃ泣けてくるってもんです。ほんと、ナディア世代をとことん喜ばせてくれる演出がふんだんに盛り込まれていて、大興奮&大感謝でした。

 

映画の話に戻ると、中盤のシンジとカヲルとのコミュニケーションは、ホッとできる部分ではありましたが、サードインパクトのトリガーとなったことを知った後のシンジの壊れっぷりは、エヴァ旧劇場版を思い出し「やっぱりシンジは救われないのかなー」と思ったり、色々考えながら最後まで観ました。

 

とはいえ、相変わらず不明な用語が多いし(カシウスの槍???ペガサスのクロス出てきそう)、そもそもサードインパクト起こったのに、なんでみんな生きてるの?とか謎だらけでモヤモヤしたので、解釈サイトを読みながらもう一度最初から鑑賞して、だいぶストーリーの背景や各メンバの考え方・やろうとしていることなどが理解できました。

 

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「Q」を観て思ったことは、「普通におもしろいじゃん」でした。

誰が言ったかもわからないSNSの批評の声にとらわれて、長い間放置していたのが実にもったいなかったな、と思うと同時に、今回観れてよかった、という気持ちになりました。
 

やはり、コンフォートゾーンを少し外に出ることで、新しい発見・経験ができますね。そして、それらは自分の知識・経験を増やし、自分の人生を楽しく・豊かにしてくれるのだと実感しました。

 

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追記:

あまりにも嬉しかったので、「Q」鑑賞後にナディアのサントラを引っ張り出して聴いて、また思い出に浸ったのでした。


あと、ニコニコでナディアと「Q」のBGM比較動画を見つけました。こちらも面白かった。