1月26日に投稿したなう

川上泰徳「イスラムを生きる人びと」岩波書店、読了！エジプトを主な例に庶民のムスリムの生活にどのようにイスラムであることが関わっているのか、ムスリム社会の中での葛藤・問題、パレスチナの生活、エジプトの革命など丹念に取材されている。

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日常の問題の解決、貧困者の生活を支える慈善事業のネットワーク形成など、隅々までイスラムが浸透している。一方で政治的・経済的困難がイスラム過激派を生み出す構図。社会の動きに伴う価値観の変動と伝統的なイスラムとどのように折り合ってゆくのか。丹念な取材でムスリムとは何なのかを伝える本。