家庭の事情で昨日はケアハウス(軽費老人ホーム)を2つほど見て回りました。
 
 1件目は小高い山の上にある建物で、住居スペースは非常に立派できれい、広々としていて素敵でした。少々世間から離れているので、ちょっと”姥捨て山”的な感がなくもないですが、設備的には素晴らしいですね。 
 2件目は住宅街のそばにあるもので、1件目と比べると古くて狭くて、綺麗とは言えない感じです。そのかわり、入居者とスタッフの間に親身な感じがあります。
 どちらの施設も個室完備でして、プライバシー空間は保ちつつ、娯楽設備や食堂、共用の入浴場もありますので、まったく孤独というわけでもありません。夜間には宿直のスタッフを置いていて、万が一に備えてくれています。
 料金は比較的安価で三食付き。タバコは定められた場所で吸えて、お酒は自分の部屋では自由というものでした。

 大雑把に行って、1件目は身体的にはあまり不自由がなく、生活もきちんと自立・自律していける人に似合っていて、2件目はなんとか自分で生活できるけど、所々人の目が必要な人がふさわしい印象でした。

 今までは人にこういった施設をご紹介するような立場でしたが、いよいよ自分がその当事者になるような時期になってきました。